社会人×学生対談 学生が聞く!「仙台で働く情熱とは?」
仙台の若手社会人副業コミュニティONE TOHOKUで活動する加藤さん・結城さんと、仙台の学生団体CARAV@Nでコワーキングスペースの運営やイベント企画などを行う久保さん・伊藤さんが、仙台の魅力や、今後の目標について語り合いました。
- 住友商事東北株式会社加藤 海
- 大手通信会社結城 杏彩
- 宮城学院女子大学(学生団体CARAV@N)久保 カノン
- 東北学院大学(学生団体CARAV@N)伊藤 匠人
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住友商事東北株式会社
1990年生まれ、山形県出身です。東北、商社、営業の 3 つを軸に就職活動をし、住友商事東北株式会社に入社しました。トレードビジネスに従事した後、東京で新規事業開発を経験しました。その後新設された事業開発グループで、新規ビジネスの創出を推進しています。 ONE TOHOKUでは、読書やプレゼンをテーマとしたイベントの企画・運営や、地元との繋がりを活かしONE YAMAGATAの運営にも携わっています。
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大手通信会社
1998年生まれ、山形県中山町出身です。仙台で大学時代を過ごし、在学中は50社を超えるインターンシップへの参加を経て通信業界へ就職しました。就職活動を経て、東北の学生が社会と繋がる機会と一歩踏み出す場を創りたいと思うようになりました。就職支援活動や、就活イベントの講演を行っています。その他、東北で活躍する女性社会人をお招きしたキャリアイベントの企画・運営の司会を行っています。
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宮城学院女子大学(学生団体CARAV@N)
宮城県出身で、現在大学3年生です。在学中にマーケティングに興味を持って、一昨年CARAV@Nに入りました。主に、宮城の魅力的な企業を紹介する「宮城企業ナビ」や「仙台で働きたい!」イベントに携わり宮城の企業や人の魅力を伝えています。世界規模で活躍される企業さんや、宮城で働く人の温かさに惹かれて県内就職を決めました。去年からラジオパーソナリティを務め、自身で発信する活動も行っています。
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東北学院大学(学生団体CARAV@N)
岩手県花巻市出身です。大学進学で宮城に来ました。現在大学2年生で、「誰でも一番ワクワク出来る場所にする」という目標を実現するためにCARAV@Nに加入しました。CARAV@Nでは「仙台で働きたい!」イベントに関わりながら、海上保安庁等の営業、企画を担当しています。また、大学の学生アルバイト委員会の委員長として所属しながら、仙台市内のまちづくりプロジェクトに参加しています。
全員が仙台を中心に活動する団体に所属。仙台の魅力は何だと思いますか?
久保 カノンさん
CARAV@Nは学生から宮城の様々な課題に取り組みたいとの想いで発足した県内の大学生が中心となった団体です。ゴミ拾いや、経営者とのマッチングイベントなど、多くのイベントや機会の創出でこれまで50以上の企業、500人以上の学生と関わってきました。私は、CARAV@Nに入って、仙台の、世界規模で活躍する企業や大手企業に製品を卸している企業に出会い、仙台の企業でも全国・世界規模で働けることを知りました。私も仙台で頑張りたいなと思って、就職も仙台の企業に決めたんです。
伊藤 匠人さん
仙台や生まれ育った岩手をはじめ、東北は今まで自分を育ててくれた場所だと思っています。CARAV@Nでスキルを学ぶなかで、東北はチャレンジしやすい環境で、やる気に溢れてる人や暖かく優しい人達が多いと感じ、東北のために頑張りたいという気持ちが強くなりました。将来は仙台でまちづくりとかをしてみたいです。
結城 杏彩さん
二人とも、学生のうちからいろいろと活動されていて、仙台の魅力にもよく触れているな、と思います。私は、仙台の一番の魅力は自分から動けばチャンスがある所だと思います。社内ベンチャー制度をきっかけに自身で女性のキャリアイベントを開催しました。その繋がりから社会人1年目の時にONE TOHKUに出会い熱量が高く自分らしく活動するメンバーややってみたいことに対して背中を押してくれる素敵な環境がある事を知りました。
加藤 海さん
私も、アットホームで、チャンスがあるのが仙台だと感じますね。社会人になってご縁が広がったのと、子どもが生まれて頑張りたいという思いが強まり、活動的な社会人と交流できるONE TOHOKUに入りました。コロナ禍もあり思うように活動ができていませんでしたが、ONE TOHKUの山形版ONE YAMAGATAにも改めて力を入れていきたいなと思っています。
02
失敗が怖い?不安の乗り越え方や失敗の乗り越え方
「失敗が怖くて挑戦できない」という悩みをよく学生から聞きます。4人はどのように乗り越えますか?
加藤 海さん
私は慎重派なので行動するにも自分なりの納得感が必要で、本能で動けるタイプではありません。その一方で、自分で納得して行動したことなので失敗や壁も乗り越えられます。あとは心配性ゆえに周りから置いてかれたくないという思いもあって、コツコツ努力するのはそれほど苦にならないですね。
結城 杏彩さん
私は直感で面白そうと感じたらまずはやってみる行動派です。行動する時に気張る事は少ないのですが悩んだときはその道の指導者に会ったり自分の納得感を大事にしたりしています。
久保 カノンさん
お二人ともタイプが違うんですね。私も結城さんと似ていて、基本的にはすぐ行動しますが、全部やろうとして体調を崩してしまうことがあったので毎日振り返るようにしています。その時間を通して冷静にどう乗り越えたのか考えるようにしています。
伊藤 匠人さん
私は加藤さんに似ているかもしれません。自分がやりたいかやりたくないかで選択しているので切り替えることができます。それでも挫折したときは、自分で消化できないことを先輩方に話すようにしています。今後は加藤さんや結城さんのような活躍している社会人のみなさんに相談したいです!
03
仙台を舞台に活動する4人の今後の展望について
今後の目標を教えてください。
伊藤 匠人さん
東北を盛り上げていきたいです。仙台はもちろんですが、やっぱり東北に恩返しをしたいなって思っているので東北全体を活動エリアとしたいです。将来起業も考えているのですが、やりたいことをできるフィールドで活躍したいなと思っています。
結城 杏彩さん
自分のわくわくする気持ちを大切に様々な事に挑戦し続けたいです。一方で時間は限られているので社会人3年目は取捨選択がテーマになりそうです。
加藤 海さん
社会人としてこれからどうなっていくのかはわからないけど、仕事は誇り持ってやりたいなと思っています。会社の外の世界にも目を向けるようになったのは子どもが生まれたのが大きくて、仕事だけでなくONE TOHOKUや、地域のことにもイキイキして取り組むお父さんになりたいなと思っています。
久保 カノンさん
CARAV@Nの経験を生かしていきたいです。今までの経験を形にしたい想いがあるので、CARAV@Nの経験や仙台の魅力をもっと多くの人に伝えて、仙台に就職する学生を増やしたいです。