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COLUMN

インターンシップ お役立ちコラム

センダイシゴト体験 INTERVIEW #02

センダイシゴト体験

センダイシゴト体験 INTERVIEW #02

センダイシゴト体験

社名
株式会社ミツイ

私たちは福祉に関係する企業として、保育事業や放課後等デイサービスなどの事業から高齢者向けの介護事業に加え、2024年4月からは飲食事業も開始するなど、「生まれてから最期までをサポートする」を理念に宮城県内を中心にいくつもの事業運営を行っています。

氏名
岩渕 心香 さん

東北福祉大学・総合福祉学部の3年生。2024年9月から、株式会社ミツイが運営する就労準備型放課後等デイサービス「Rickeyアカデミー仙台青葉通」にてこどもと関わる長期有給就業体験・インターンシップに参加中。

実体験で本当にやりたいことが見つけられました!

大学では、福祉の分野、特に養護教諭課程で学んでいる岩渕さん。今までに学校ボランティアなどで特別支援学級のこどもたちと関わる体験をしてきました。今回は、「センダイシゴト体験」を通じて、長期の有給就業体験・インターンシップにチャレンジし、事業所を利用されているお子さんたちの支援者としてプログラムを体験中です。そんな岩渕さんに参加した動機や体験してみての感想などを語ってもらいました。

  • Q1.どのような業務を行っているのか教えてください

    メインは事業所を利用しているこどもたちのサポートになります。担当したこどもたちのその日の様子を写真に撮ったりして記録し、ご家族とやり取りをするためのシステムを通して報告したりしています。毎日の連絡帳のようなものです。
    最初の一日目の研修では、こどもたちとの関わりで大事なことや、注意点・意識したほうが良いことなどをアドバイスいただき、二日目からはすぐに通常の業務に入りました。利用者は小学生から高校生まで幅広く、その中でも中高生が多いです。今まで中高生との関わりは少なかったのですが、関わっていくうちに次第に慣れていきました。他にも事業所の運営サポート業務も社員の方と同様に行っています。

  • Q2.どうしてこの会社で長期インターンシップに参加しようと思いましたか?

    今まで学校ボランティアしか参加したことがなく、学校以外での長期インターンシップにもチャレンジしてみたいと思い、参加しました。大学の専攻が福祉心理学科の養護教諭課程なので業務内容とも合致していると思ったからです。
    そのことに加えて、「生まれてから最期までをサポートする」という、未就学児から高齢者の支援まで生涯に渡ってサポートしていこうという企業理念に大きく共感しました。株式会社ミツイでは、その理念に基づいて様々な事業所を運営されていて、継続的かつ多方面的に一人の人生を支援していくことを目指しています。今回参加したのも、「センダイシゴト体験」での10日間のプログラムを終えてからも、自分の都合に合わせて勤務可能だということを伺い、こどもたちの変化や成長を一時的ではなく継続的に支援し見守りたいと思い、参加を決めました。

  • Q3.他の就業体験・インターンシップや課外活動と違う点はありますか?

    学校ボランティアでは、別室登校や特別支援学級のこどもたちと週1回一緒に遊んだり、勉強したりして一日を過ごします。合計5、6回程度なので、こどもたちとの関わりはその時その時で終わってしまいます。今回の長期インターンシップでは、期間を区切らずに勤務でき、これからも継続してこどもたちの支援に携われます。この事業所を利用するこどもたちは、自分たちの将来を考えて何らかの目的を持って通っていて、そのこどもたちを継続してサポートするスタッフとして関われるという経験は、他ではなかなかできないことだと思います。

ここがポイント!

  • 仕事へどうやって慣れていったか

    岩渕さんの場合、勤務する前まではさほど緊張もせず、特に身構えることもなかったそうです。ただ、実際初日に出勤してみると、正社員の方と同じ席列で自分の席が用意されていて、正社員の方と同様に働くことを実感し、はたしてこれからついていけるのだろうか…と急に不安になったそうです。けれどスタッフの皆さんがとても優しくて、わからないことや困ったことがあるとすぐに相談に乗ってくださったとのこと。そのおかげもあり、スタッフの方々と情報共有しながら次第に社内の雰囲気に慣れていったようです。

  • 具体的な勤務スケジュール

    岩渕さんは、3年生なので比較的授業も少なく勤務日については調整しやすかったとのことです。勤務は午後3時からで、事業所の利用者が来所した後は午後7時半までこどもたちと一緒に過ごし日々のプログラムの支援を行い、その後は午後9時まで担当したこどもたちの記録を作成します。ほぼ6時間の勤務だそうです。
    年齢や性格も様々なこどもたちと関わることで、支援の難しさを痛感することもあったようですが、そんなときはスタッフの皆さんに悩みやその時々の思いを共有することで、落ち込む気分を軽減することができていると話してくれました。さらに週1、2回の勤務なので、勤務日以外でリフレッシュしているようです。

  • Q4. 長期インターンシップに参加して得られることは何ですか?

    プログラムに参加する前は、自分は将来何がしたいのだろうって悩んでいました。けれど、こどもが好きで、こどもと関わる仕事がしたいという強い気持ちがあったので、最初はこどもたちと関わることができる勤務先を条件に長期インターンシップ先を探すことにしました。その中で、企業理念に惹かれてこちらを選びました。今は参加して本当に良かったと思っています。一人のお子さんのサポートを継続して行うことで、こどもとの関わりに限らず、人の変化に携わる過程が自分の本当にやりたいことであり、やりがいに繋がるということがわかりました。

  • Q5. センダイシゴト体験への参加を検討している方へのアドバイスなどがあったら教えてください。

    はっきりとした理由や動機がなくても、まず興味のある就業体験・インターンシップに参加してみていいのではないかと思います。実践の中で体験してみないとわからないこともありますし、実体験の中から自分は何がやりたいかが明確になっていくこともあると思うからです。長期で継続的に勤務していくことを考えると、学ぶ環境が整っている会社を探すのも大切だと思いますし、アルバイトの日数もある程度制限しなければならないので、日々の生活費のことも考えるとお給料をいただけるかどうかも大事な条件のひとつかなと思います。お給料をいただけることで責任感も生まれ、少しでも誰かの役に立つことがしたいという気持ちになって、社員の方と同等の立場で働くことへの意識も持てます。

受入企業の声

  • 学生だから特別ではない。会社の一員として受け入れている。

    岩渕さんは、学生だからと気を抜くことなく何事にも真剣に考えてくれていますので、私たちにとっても、新しい視点から意見を聞くことができ、日々の支援業務のあり方について再認識させられて、スタッフ全員であらためて業務を見直す良い機会にもなっています。長期インターンシップについては、私が管理者になってから初めての試みですが、岩渕さんの場合は来た当初からお子さんと真摯に向き合ってくれているので、正社員の一員と変わらない印象を受けました。ですので、業務内容の指導については特に難しいことはなかったです。
    本人と話し合う中で、彼女には事務的な作業よりも、お子さんと関わる時間を多めに持ってもらい、また、大勢のお子さんと関わるより、一対一でかかわる業務のほうが得意とのことだったので、担当のお子さんをじっくりサポートしてもらうようにしました。
    最初、学生を受け入れる前は正直不安な面もありました。事業所の利用者様からすると、インターンシップの学生であろうが一支援スタッフの一人だからです。でも彼女は学生であることを感じさせないくらい、支援スタッフの一員として通所のお子さんの支援業務をこなしていて、逆にこちらのほうがちゃんと背筋を伸ばさなくてはとつくづく思いました。

  • 学生も企業も得られるものは大きい

    「センダイシゴト体験」の長期有給就業体験・インターンシップを通して、漠然としていた将来のやりたいことを発見した岩渕さん。インタビュー中の彼女の表情は、終始生き生きとしていました。どうやら岩渕さんが選んだインターンシップ先は彼女にとって将来の道しるべとなったようです。そんな彼女に大学卒業後は仙台から離れる予定なのか聞いてみると、卒業してもこのまま仙台で働きたいとのこと。「仙台は暮らすにはちょうど良いところ。最初から仙台で就職するつもりでした!」と笑顔で答えてくれました。企業側にとっても、今回の長期有給就業体験・インターンシップは学生からの新鮮な意見をもらうことでいつもの業務をあらためて見直し、スタッフの士気を高める良い機会になったようです。