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PERSON #87

株式会社ASA

仙台制作部・デザイナー

千田 さん

CHIDA

日本デザイナー芸術学院仙台校 2021年入社

2024年度取材

心がけているのは、クライアントさんの期待を裏切らないこと

子どもの時から絵を描くのが好きで、美術予備校に通ってデザイナーになることを決意した千田さん。転職エージェントの紹介で知ったASAは、制作物のすばらしさと会社の雰囲気のよさに惹かれたといいます。入社4年目、クリエイティブエージェンシーでデザイナーとして活躍する千田さんにお仕事について伺いました。

01

この業界・仕事を選んだ理由は?

子どもの頃から絵を描くのが好きだったんです。とはいえ、やっぱり好きなことを仕事にするのは難しいのかなと思っていました。でも、高校生ぐらいになって、具体的に将来のことを考えるようになったときに、広告にすごく興味が出てきて。コピーライターとかにも憧れたのですが、やっぱり絵が好きだったので、美術予備校に通い始めて。そのときに入ったのがデザイン科だったので、その流れでデザイナーになっていたという感じです。

02

この会社を選んだ理由は?

転職エージェントの方から紹介していただきました。まずウェブサイトの実績紹介で制作物がすごく素敵だったっていうところと、面接の際に会社の中を案内していただいたのですが、この会社の雰囲気とか人がすごくよくて。「自分に合うんじゃないかな」というフィーリングで決めたのですが、やはり制作物がすごく素敵だったっていうところが大きいです。

03

現在、どんなお仕事をされていますか?

今は行政、企業のウェブサイトを作ったり、LP、印刷物を作ったりしています。あとは単純にビジュアルを作ったりとか、それに付随してイラストを描いたり、ロゴを作ったりとデザイン全般をやっています。ウェブだけじゃなくていろいろなことに挑戦できるところはすごくいいなと思っています。

04

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

作っている時間です。それがどう影響したかというよりは、自分が作っている時間自体が楽しいです。

05

仕事で大変だと思うことは何ですか?

いろいろな人が関わっているので、その分たくさんの意見が出てくること自体はいいことなのですけれど、それをどうデザインに落とし、まとめていくかで悩んだりすることはあります。あとは、決まったリソースの中で、どれだけいいものを作れるかというプレッシャーや、間に合うかなとか毎回すごくドキドキはしています。でも、「ちょっとここどうしよう」というときには、他の人に話しかけて「どう思いますか」と相談できる風通しのよさはありますね。

06

最も心がけていることは何ですか?

クライアントさんの期待を裏切らないことです。いろいろなしがらみが出てくるので、どういう形にするかは毎回難しいのですが、毎回そういう気持ちは大事にしながら仕事をしています。

07

学生時代に役立った経験はありますか?

学生時代のアルバイトって、接客業が多いと思うし、私もスーパーのレジやガソリンスタンドなどで接客業を経験しました。デザイナーの仕事って、1人で黙々とやるようなイメージが強いと思うし、実際そうなんです。でも、それだけではやっていけなくて、人とコミュニケーションを取っていかなきゃいけないので、接客業のアルバイトをしていてよかったです。

08

今後の目標を教えてください。

デザインとかモノ作りにおいて、スペシャリストになっていきたいです。例えば、アートディレクターとか、もっと制作物を引っ張っていけるような存在になれたらなと思っています。

09

就活生にメッセージを

どんな仕事についても、しんどいことってあると思うので、そういうときに「この仕事だったら、やり続けたい」って思い続けられるかどうかで選ぶといいのかなと思います。「給料がいいから続けられる」とか「好きだから続けられる」とか、人によってさまざま理由はあると思うので、そこを大切にしてほしいです。

ある日のお仕事スケジュール

  • 07:30

    起床

    朝ご飯を食べてシャワーを浴び、身支度をします。体を温めるために紅茶を1杯飲むのが日課です。家を出るのは8:30くらいで、バスで通っています。

  • 09:30

    出勤

    その日1日やらなくてはいけないこととミーティングの時間を確認します。その後、制作活動に入ります。

  • 13:30

    昼食

    会社の周りにおいしいお店も多いので、外食が多いです。デザイナー同士でランチに出かけることもあります。外では仕事の話ができないので、「おいしかったお店」の話などをします。

  • 14:30

    午後の仕事

    日によりますが、ミーティングなどに出ます。午前中の進捗次第で午後の仕事内容は変わってきますね。

  • 18:30

    退勤

    近くにイオンがあるので、夕食用の材料を購入して帰宅します。

  • 19:30

    帰宅

    夕食を作って、お風呂に入ったらリラックスタイム。リラックスタイムにはYouTubeを見ています。okutsu familyというファミリーチャンネルで癒されています。

  • 23:30

    就寝

  • 休みの日の過ごし方

    ジムに行って走っています。普段座り仕事ですし、走るのが好きなので。走ると、体も心も調子がよくなる気がします。ほかにも温泉が好きで、先日鳴子温泉に行ってきました。写真はその時のものです。

  • わが社の自慢ポイント

    ミートアップがあることです。管理の方が社内のホールにピザなどを用意してくださって、お酒も飲むことができる社内のイベントです。普段他の部署の方とかとなかなか話せないので、そういう機会が設けられているのは、すごくいいなと思っています。

経営陣へのインタビュー

北日本ナンバーワンクリエイティブエージェンシーを目指します

代表取締役社長
鈴木 直樹 さん

前身の株式会社dmpから数えると、創業25年になるという株式会社ASA。2019年にはソニーグループに入り、日本だけでなく世界をマーケットとしたクリエイティブエージェンシーとして大きな信頼を集めています。
鈴木社長は、「大半はウェブ関係の開発を担っていますが、映像制作、コンテンツ開発、ブランディングに関することもやっています。総合的なクリエイティブ全般を任せていただける会社っていうふうに自負しております。地元の広告代理店からの発注もありますし、東京から直のクライアントの仕事もあります。仙台にいながらにして東京の仕事もできますよ」と教えてくれました。

そんなハイブリッドな働き方ができるASAでは、どのような人材を求めているのでしょうか。
「ASAではウェブの仕事が多く、特にウェブの世界は進化のスピードが速い。今はウェブ開発に活用できる様々なAIが次々と生まれているので、新しい技術やサービスにアンテナを張って、自分の仕事に活かせる好奇心をもった人は歓迎です」と、鈴木社長。
現在、北海道を含めた北日本ナンバーワンクリエイティブエージェンシーを目指しているというASA。鈴木社長は「これからもインターネットはまだまだ変わっていくと思うので、ASAでは若い力を求めています。ぜひ飛び込んできてください」と話してくれました。

仙台にいながらにして世界を相手にしたクリエイティブに挑戦したい方は、ぜひASAに飛び込んではいかがでしょうか。

企業情報

所在地
宮城県仙台市青葉区一番町1-4-28 小松物産ビル2F
電話番号
022-214-2772
従業員数
72名
過去の採用実績
2023年度:新卒2名採用
公式ホームページ
https://asadigital.net/

学生の私たちも取材に同行しました

01

仙台に住み続けている理由を教えてください

仙台がすごしやすい町だからです。ASAの支社がある東京の品川区にも行ったりしますが、やはり人が多く…仙台はほどよく都会でほどよく田舎で、どちらもいいとこどりなところが好きです。いまは実家を離れて一人暮らしをしていますが、通勤途中にスーパーがあったり、出社時のランチに困らなかったりと、過ごしていてもとても便利に感じます。

02

仕事をしている上でのやりがいやつらいことは何ですか?

制作時間が楽しいです。企業や行政のWebページ制作にとどまらず、ポスターデザインやイラストデザイン、ロゴの制作まで幅広くてがけています。クライアントワークなので、その案件に関わっている人たちのさまざまな意見をどのようにデザインに落としていくか、決まったリソースでどうデザインするか、制作物の締切など、デザインをする上で制約は多いですが、先輩たちの力も借りながらたのしく制作しています。

Interviewer

東北大学阿部 弥琴 さん

インタビューの中で千田さんからあった、「関係者たちの期待を裏切らない」という言葉がとても素敵でした。自分のやりたいことと迫る制約だけにとらわれるのではなく、その先のクライアントのことを見据えて仕事をしていく姿がとてもかっこよく見えました。