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PERSON #83

株式会社セント

GSユニット エリアマーケティング

山口 紗季 さん

SAKI YAMAGUCHI

仙台白百合女子大学卒業 2015年入社

2024年度取材

お客さまの環境を丁寧に聞くことを大切にしています

就活生だったころ、大学のキャリア支援課で「説明会があるよ」と教えてもらったことで、株式会社セントとの縁を得た山口さん。入社以来ずっと営業職で「お客さまを笑顔にすること」をやりがいにしてきたといいます。入社10年目、今のお仕事に対する思いを伺いました。

01

この業界・仕事を選んだ理由は?

就活時には業界は絞らず、営業職で探していました。大学のオープンキャンパスのスタッフを1年生からずっとやっていて、そこで高校生や保護者の方、いろいろな方とお話をさせていただくうちに営業職に惹かれました。営業職に絞って企業選びをしている中で、この会社と出合いました。

02

この会社を選んだ理由は?

実は、会社や業界については正直知らなかったんです。そもそもセントって何の会社?というところからで(笑)。キャリア支援課の方から「説明会があるよ」って言われて行った説明会で、当時の代表が直接会社の説明をしてくださって。仕事の内容、先輩や同僚同士が割と近づきやすい雰囲気を感じて入社を決めました。当時は会社のサイトしか情報がなかったので、本当に人の雰囲気と営業の内容だけで決めました。

03

現在、どんなお仕事をされていますか?

今は宮城県内の官公庁、地方自治体をメインに営業活動をしています。地方自治体の場合、やはり紙文化が非常に根強い。その中で、自治体のルールの中で何をDX化できるか、また、今いる人数でどういうサービスを提供すれば職員のみなさんのお仕事が楽になるのかをトータルで提案させていただいております。

04

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

やはりお客さまのご要望に応えることができ、「ありがとう」の言葉をいただく時です。覚えているのが、新人営業の時。飛び込み営業で、これまでお取引のなかったお客様からお仕事をいただくことができて、困りごとを解決することができた時はとても嬉しかったです。いろいろ一筋縄ではいかないこともありますが、お客さまの笑顔をいただいた時に「頑張ってよかった」と思えます。

05

仕事で大変だと思うことは何ですか?

特に大変なことはなくて…(笑)。強いてあげれば、もともと担当していた中小企業から官公庁に担当が変更になった時でしょうか。官公庁は見積もりや入札など今まで知らなかったことがたくさんあったのですが、仕事全体に対しては特段大変とか辛いということはないです。

06

最も心がけていることは何ですか?

インタビュアーのような気持になって、お客さまの環境を丁寧に聞くことを大切にしています。業界や会社ごとに環境も違う中、ひとつひとつ、担当者さんがわかる範囲でその会社さんのことをお聞きし、理解したうえでご提案することを心がけています。

07

今後の目標を教えてください

自治体への訪問を通じて少しずつ状況や課題が見えてきたので、環境や内装関係、ITをトータルで一つひとつの自治体に寄り添ったサービスを提案し、解決するヒントを提供できたらいいなと思います。また、大きな目標としては、生まれ育った宮城県に少しでも貢献できるよう、100年企業を目指してもっと会社を大きくしていきたいです。

08

学生時代に役立った経験はありますか?

大学のオープンキャンパスのスタッフをやっていた経験が一番役に立ったと思います。いろいろな方の立場を踏まえた上で自分をよく見せるというスキルや話術が身につきました。就職活動でも役に立ちました。

09

就活生にメッセージを

自分の目でいろいろな会社を知って、自分がそこに入った時に楽しく働けていることがイメージできるかどうかで決めた方がいいと思います。自分の見極められる範囲でたくさん訪問して、たくさん経験を重ねてぴったりのところを見つけてほしいと思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 6:30

    起床

    実家も仙台市内ですが一人暮らし。身支度を整えて7:20くらいには家をでて、地下鉄で出勤します。

  • 8:00

    出勤

    始業は8:30からなので、それまで準備をしたりして過ごしています。

  • 8:30

    始業

    1時間から1時間半は営業に出る準備をします。社内で見積書を作成したり、注文いただいたものの入力処理をしたり、提案書を作成したりと事務作業を行い、その後に車で営業に出ます。私の担当エリアは宮城県の県北エリアで、栗原、大崎、登米、気仙沼、南三陸、女川町で、自治体によっては移動で2時間かかることも。午前中はだいだい1件訪問して打ち合わせをします。

  • 12:00

    昼食

    午前中の訪問が終わったら昼食。まだあまり担当エリアのおいしいお店を知らないので、基本的にはコンビニで買って車内で食べることが多いです。

  • 13:00

    午後の業務開始

    15:00くらいまで、お客さまを数件訪問して商談をします。打ち合わせ後、16:00頃帰社して、問い合わせいただいた内容を調べたり見積もり作成をしたり事務処理をします。

  • 17:30

    退勤

    17:30の定時に退社することが多いです。
    基本的にそのまま家に帰ります。家が仙台の繁華街から離れているので帰りに同僚や友達と飲みに行くこともほとんどありません。一人暮らしをしていますが、自炊は100%、一切しません(笑)。

  • 23:00

    就寝

    音楽を聴いたりYouTubeを見たりして過ごしてから寝ます。ゲーム実況が好きで、大学の時からずっと見ているユーチューバーがいます。「お互い年取ったなあ」と思いながら見ています。

  • 休みの日の過ごし方

    7割は家にいますが、残りの3割はひとりカラオケに行きます。朝11:00ぐらいに入って、20:00くらいまでずっとひとりで、しかもプレミアムモルツを飲みながら歌っています。歌はオールジャンル、J-POP、K-POP、ヒップホップ、ロック…クラシック以外はその日の気分で何でも歌います。

  • わが社の自慢ポイント

    レクレーションとしては、会社の駐車場でバーベキュー大会をやっています。グループ会社の人も参加したりして大人数で盛り上がります。また、社内と関係会社の有志で仙台リレーマラソンに出ますが、30人くらい出場し、みんなとても前のめりに楽しんでいます。特にイベント係がいるわけではないのですが、社長からの指名を受けたものが担当して盛り上げてくれます(笑)

経営陣へのインタビュー

「お客さまと社員の満足度」の東北ナンバーワンを目指す

代表取締役
坂下 利幸 さん

1952年に複写業である仙都青写真工業所として創業した株式会社セント。時代の流れとともに事業領域を広げてゆき、現在は、OA機器からIT機器・ソフトウェアの販売とサポート、オフィスの移転やリニューアルに伴うITインフラ・内装工事・オフィス家具など、ビジネスにかかわるすべてをコーディネートしてワンストップで提供しています。
坂下社長は「弊社は社員が117人いるのですが、そのうち女性が27名で、老若男女そろっています(笑)。実はわが社の定年後再雇用制度では、会社に貢献していただける方であれば70歳を超えても働いていただいています。それぞれの人生経験やスキル、価値観の違いをみんなで共有し合ったり、議論になったりするのは、すごくいいバランスになっているんです。社員117人が仲間なので、みんなで力を合わせることを大事にしたいと思っています」と話します。
えるぼし認定を取得するなど、かねてから女性の働きやすさにも取り組んできたセント。「会社としては、この業界で東北ナンバーワンになることを目標としています。私が考える東北ナンバーワンとは、お客さまと社員の満足度。これを目指せば、自ずと数字っていうのはついてくると思うんですね」と、「人」ファーストな企業であることがうかがえます。
そして、就活を控えた学生に向け、「自分の可能性を決めつけないで、いろんな業種を見てほしいです。そうすると自分が思っているのと違うところに実は興味が出たりする。だから、最初から『このぐらいで』ではなくて、いろんなところを見てほしいです」とエールを送ってくれました。

企業情報

所在地
仙台市青葉区北根4-2-20
電話番号
022-274-6440
従業員数
117名
2025年度新卒募集人数
4名
公式ホームページ
https://www.sento.co.jp/

学生の私たちも取材に同行しました

01

就活の軸を教えてください

就活をする上で大切にしていたことは土日が休みであり営業ができることです。プライベートの時間を確保しながら仕事に集中することができるという点を大切にしていました。また営業は人と接することが多くコミュニケーション力や柔軟な対応が求められるということにも魅力を感じています。ワークライフバランスを大切にして仕事をしたいと思っていました。

02

どのような人が営業に向いていると思いますか

まめな人が営業に向いていると思います。取引先の方と接する際にメールをしっかりと確認したり返信をこまめにすることで信頼を得ることができるからです。このような対応をすることで誠実さや丁寧さを伝えることができると思っています。またコミュニケーション力も必要です。さまざまな話をする中で困りごとなどを見出して提案をすることができるようになるといいですね。営業は相手との信頼関係を一つずつ築くことが大切だと思います。

Interviewer

宮城大学冨澤 梨々花 さん

今回取材をしてみて会社の雰囲気がとてもいいと感じました。オフィスもとても綺麗で話もしやすく相談しやすい環境なのではないかと感じました。現在私も就活中なのですが就活する上で大切にしているのは相談しやすい環境なので取材した会社はとても良い雰囲気で働きたいと思いました。