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PERSON #82

株式会社みらい創研

トータルサポート部 カスタマーパートナー

澁川 駿 さん

SHUN SHIBUKAWA

東北学院大学卒業 2021年入社

2024年度取材

入社1年目に立ち上げた「国際課」を会社の柱に育てるのが目標です

お金や数字への関心から、経営コンサルタントになりたいと考えるようになったという澁川さん。常にお客さま目線で仕事に取組んでいる澁川さんは、自分の成長を考え学びつづける努力家でもあります。日々経営者の方たちに寄り添う澁川さんに仕事について伺いました。

01

この業界・仕事を選んだ理由は?

経営学部で学び、お金や数字のことに興味関心がありました。また、もともと人に何かを教えることが好きだったので、自分の持っている知識で経営者の方のお役に立てるコンサルティングという仕事に就きたいと思うようになりました。

02

この会社を選んだ理由は?

私は岩手県の出身で、大学進学で仙台に来ました。岩手ももちろん素敵な場所ではあるのですが、就職は仙台でしたいという思いがありました。そんな中、就活サイトでこの会社を知り、経営者のみなさんと一番近くで仕事ができること、お金や数字を使える仕事であるという感じがしたので、入社したいと思いました。

03

現在、どんなお仕事をされていますか?

日本人の経営者の方を対象とした財務会計をはじめとする幅広い経営相談を承っています。あと、私は入社1年目のときに、国際課というものを立ち上げました。外国人の経営者の方に、英語で財務会計の話をすることもしています。英語は全然できなかったのですが、会長から「英語で財務会計ができたらいいよね」といわれて「それはそうだな」と。それで英語の勉強を始めたんです。

04

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

経営者の方と直接お話ができて、「澁川さん、ありがとう」といつも言っていただけることです。私たちの仕事は経営者の方と一緒に伴走する役割を担っていると思うので、財務・税務関連の知識を活かしてお客様に貢献できたときにやりがいを感じます。

05

仕事で大変だと思うことは何ですか?

自分の知識と経験でしかお客さまに付加価値を提供できないことです。自分自身がどういう方面に成長していかなきゃいけないかということを常に考えています。

06

最も心がけていることは何ですか?

常に自分自身を成長させるために何ができるのかは考えています。今は、より経営者の方の役に立てるべく、中小企業診断士の資格取得の勉強をしています。

07

今後の目標を教えてください

私自身、好奇心が旺盛なので、会社の中でひときわ目立つ存在として活躍して、先ほどお話した国際課を会社の中心の部門にまでできたらいいなと思っています。まだ国際課は私1人なので。

08

学生時代に役立った経験はありますか?

私は旅行が好きでいろいろ出かけたのですが、ベトナム旅行はすごくよかったです。ベトナム語が話せるわけではないので、指差しなどで一生懸命コミュニケーションを取ろうとするわけです。相手も一生懸命話をきいてくれたりして、そういう積極的なコミュニケーションの取り方は、海外旅行で学べた気がします。

09

就活生にメッセージを

どのような職種にもいえると思うのですが、お客さま視点を持つことが必要なのではないかと思います。お客さまあってこその仕事だと思うので、「自分はこんなことで貢献できるんじゃないか」とか、「これはお客さまがよいと思ってくれるんじゃないか」というのをちょっと想像してみれば、今自分が何を勉強すべきなのかわかるのではないでしょうか。

ある日のお仕事スケジュール

  • 7:30

    起床

    シャンプーするのがモーニングルーティンで、8:30には家を出ます。

  • 8:40

    出社

    家が会社から近く、DATE BIKEで通っています。みらい創研には、福利厚生で「みらいカフェ」というものがあるので、そこでモーニングコーヒーを飲みます。

  • 9:00

    始業

    パソコンを立ち上げてメールの確認から始めます。外出の予定がなければ、決算の申告など集中しないといけない仕事に取り掛かります。

  • 12:00

    昼食

    会社の人と出かけてランチすることが多いです。場所的に食べるところがたくさんあるのはありがたいですね。

  • 13:00

    午後の業務開始

    午後は外出することが多いです。お客さまのところに伺って会計の監査をしたり、経営の相談を受けたりしています。

  • 18:00

    退勤

    毎日ではないですけれど、うちの会社は飲み好きな方が多いので、「ちょっと飲んで帰ろう」となることが多いです。会社の場所が横丁に近いので、いろいろなおいしいお店に出かけます。

  • 20:00

    帰宅

    帰宅してから「チョコザップ」に行くこともあります。あとは、寝るまでの時間にオンライン英会話をすることもあります

  • 24:00

    就寝

  • 休みの日の過ごし方

    10:00ころにゆっくり起きて、お昼ご飯を食べに行きます。友達とカフェに行ったり、散歩したりすることもあります。あまり「趣味」と呼べるものがないので、まったり過ごすことが多いです。

  • わが社の自慢ポイント

    若手がポジティブな意見を言ったときに、反対する人がいないことです。私が立ち上げた国際課もその一例。みらい創研では、社員が意見を言える「みらい創研のみらいを考える会」というものが年に1回あって、パートさんも含め全員が参加できるものです。会社がどうすればよくなるかをみんなで考えられるのが自慢ポイントです。就業後は「みらいBar」制度を利用して社員交流でお酒を酌み交わすこともあり、写真はその様子です。

経営陣へのインタビュー

中小企業の経営者のみなさまをワンストップで支えています

代表取締役社長
大沼 広明 さん

株式会社みらい創研は、税理士、社会保険労務士、行政書士などの専門家が、ビジネスのあらゆる問題解決のためのサービスを提供しています。
大沼社長は「私たちは専門家の総合商社で、税理士のほか、社会保険労務士、行政書士などが在籍しています。もともとは税理士事務所でしたが、現在は企業の採用支援もさせていただいています。中小企業の経営者の方々をワンストップでサポートさせていただく会社ということになります」と話します。
ご自身も税理士である大沼社長。「小学生のころから税理士になりたかったんです。それで、私の実家でお世話になっていた税理士さんのところで働かせてもらうことになって。それが、みらい創研の前身の会社でした。それからその会社に現会長の山本(藤郎氏)が入り、税務だけではなくほかのことも一緒に中小企業のみなさまのお役に立てるようになろう、と業務領域を広げていった感じです」。
培った知識やスキルをライフステージに応じて発揮し続けることができる「サスティナブルな働き方」への取り組みも行い、すべての社員の働きやすさを追求しているみらい創研。「専門家の総合商社」を標ぼうしてはいますが、大沼社長は「今働いているスタッフは、就活サイトでうちを始めて知ったという方もいますし、全員が税理士になりたい、会計士になりたいという方ばかりではありません。“どんなことをしているんだろう”くらいの興味があれば、ぜひ説明会などに参加していただけたら」と笑顔をのぞかせました。
最後に、就活を控えた学生に向けてのメッセージを伺いました。
「まずは自分自身が何をやりたいのかという自己分析をするのがいいと思います。1日8時間、3分の1の時間が仕事なわけです。その時間、楽しいと思えることができた方がいいと思うので、まずは自分が何に向いているのか、何をしているときが一番充実していると感じるのか分析してみるといいと思いますよ」。

企業情報

所在地
仙台市青葉区一番町2丁目8-10 あいおいニッセイ同和損保 仙台一番町ビル3F
電話番号
022-714-6131
従業員数
111名
2025年度新卒募集人数
5名
過去の採用実績
【新卒採用】25卒:5名 24卒:5名 23卒:4名 22卒:7名
公式ホームページ
https://www.mirai-soken.net/
採用サイト
https://www.miraisoken-recruit.com/

学生の私たちも取材に同行しました

01

入社して一番ピンチだったことを教えてください

経営者の方とお話ししていた際に、不確かな情報を伝えてしまったことがありました。その後気が付いて、このままにしておいてはいけないと思い謝罪に向かい、誤った内容に替わる新しい提案をさせていただき、再び信頼関係を築くことができました。

02

社会人の生活と学生時代とのギャップはありますか?

やっぱり学生のころと比べて生活スタイルが大きく変わったことがありますね。業務のスケジュールがあることもそうですし、それと仕事とプライベートな時間を完全に区切ることがあまりできなくなった感じがしますね。でも別に悪いこととして言っているわけではなくて仕事の内容が好きなので、それで気が付いたら土日も考えているって気付くことがあります。なのでつらいと思う事はないですね。

Interviewer

尚絅学院大学昆野真希 さん

幅広い分野のサービスを取り扱うコンサルティング会社さんに初めて出会ったという好奇心を刺激されながらの取材となりました。好きという気持ちを持ち続けて仕事に取り組む社員の方へのインタビューなどを通して、本気でカスタマーの期待に応えることを目指している熱意に触れることができました。

Interviewer

尚絅学院大学佐々木湧雅 さん

インタビューを通じて、社長の大沼さんと澁川さんが未来へのビジョンを楽しそうに語っているのが非常に印象的でした。学生に向けた大沼さんの「人生の三分の一は仕事、楽しいと思えるものを」という強調と、澁川さんの「いろいろやってみると、副次的に手に入れられるものがある」という言葉が特に心に残りました。