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PERSON #78

株式会社センソクコンサルタント

空間設計部

金内 真唯 さん

MAI KANAUCHI

長岡造形大学 2024年度入社

2024年度取材

新しいことにどんどんチャレンジできる魅力的な職場

高校時代、美術部で建築に触れたことで、進学先を決めたという金内さん。
大学で学ぶうちに次第に街づくりに関心を持ち、幼かったときから好きだった「街並み」をつくることを仕事に選び、企業説明会で雰囲気のよかった株式会社センソクコンサルタントに就職しました。社会人1年目の金内さんに、仕事について伺います。

01

この業界・仕事を選んだ理由は?

高校の時に美術部に所属していて、その活動の中で建築に関心を持つようになり、大学で建築を学ぶことにしました。大学2年生までは、建築に関心があったのですが、研究室を選択する段階で自分自身を振り返り、「幼いころから街並みを見るのが好きだった」ということで、より広い視野で社会に関わってみたいと思ったので、そういう分野をより深く学んで仕事にしたいと思うようになりました。

02

この会社を選んだ理由は?

私はチャレンジ精神が旺盛で、どんどん新しいことに挑戦したい気持ちがあるんです。センソクコンサルタントは、測量だけでなく最近は3次元設計やインフラ点検調査に力を入れ始めていて、新しいことにチャレンジしていける環境だということを面接で感じたので、入社を決めました。

03

現在、どんなお仕事をされていますか?

空間設計部に所属していて、土木の設計から業務計画と報告書の作成を主に行っています。道路補修のようなものから、都市計画まで幅広く関わらせていただいています。

04

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

大学で学んだ建築のほか、幅広い知識とそこで培ったコミュニケーション能力を活かせているところです。
人と人との関わりが多い仕事ですので、お客さまや仲間の意思をくみ取り、スムーズなコミュニケーションが取れたとき、やりがいを感じます。

05

仕事で大変だと思うことは何ですか?

みなさんの生活の基盤を整える仕事をしているので、責任が重大だということです。
私自身まだ十分なスキルがないので、なにかあったときにどう解決策を出すのかがプレッシャーではあります。

06

最も心がけていることは何ですか?

誠心誠意仕事に打ち込むこと、そして仕事を任せていただけるようになることです。

07

今後の目標を教えてください

プロフェッショナルというよりはゼネラリストになりたいという思いがあります。
あとは、仕事をしていく上で測量の知識が不足しているので、測量のみなさんとコミュニケーションを重ねながら、自分の仕事をスムーズにしていきたいです。

08

学生時代に役立った経験はありますか?

建築でも幅広い分野を扱っていて、ランドスケープや文化財の補修、インテリアのデザインなど、色々な知識を学べたことはよかったと思っています。色々なことにアンテナを張ることができるようになりました。

09

就活生にメッセージを

自分自身のことをよく知ることが大事だと思います。私自身、就活の最初の方はあまり自分のことをよく分析できていなくて、興味関心だけで進めていました。そのうちに、自分が小さい時から好きだったこと、ルーツを読み解くことで本当にやりたいことを見つけることができました。なので、自分のことをよく見つけることが大事だと思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 6:30

    起床

    朝が苦手なので、ゆっくり身支度をします。コーヒーを飲んで、植物に水をあげてから、7:50ころに家を出ます。

  • 8:45

    出勤

    車通勤です。交通の状況によってだいぶ前後しますが、この時間には出勤できるようにしています。机周りをきれいにするところから始めます。

  • 9:00

    始業

    メールの確認から始め、チームでタスクの共有を行います。

  • 12:00

    昼食

    お弁当を持ってくることが多いのですが、その日の気分でコンビニのお弁当にしたり、社長に教えてもらったおいしい定食屋さんで食べたりします。

  • 13:00

    午後の仕事

    15:00くらいまでは打合せに出かけていることが多いです。戻ってからは、午前の仕事を引き続き行います。

  • 17:30

    退勤

    好きな音楽を聴きながら家に帰ります。特に好きなアーティストは、Suchmosです。家に食材がない場合は、スーパーマーケットに立ち寄ることもあります。

  • 18:10

    帰宅

    夕食をつくって食べ、映画などを見ながらリラックスすることもあれば、年末に控えている技術士の資格試験のための勉強をすることもあります。

  • 23:00

    就寝

  • 休みの日の過ごし方

    仙台市はお祭りなどの催し物が多いので、そうしたイベント会場に足を運びます。学生時代はほぼほぼコロナだったので、今はこうしたイベントに出かけることができてうれしいです。

  • わが社の自慢ポイント

    人見知りの私がすぐに気を許せるくらい明るい雰囲気の職場です。社長もとても気さくで一緒にお昼ご飯に連れて行ってくれますし、仕事の面でも風通しがよくて、本当にいい職場です。

経営陣へのインタビュー

代表取締役社長
小山 英治 さん

私たちは、生活インフラに欠かせない重要な仕事をしています。

創業から50年以上にわたり、道路、河川、都市計画関連部門などの測量、設計に取り組んでいる株式会社センソクコンサルタント。小山社長は「実は、測量は私たちの生活インフラとしてとても重要な役割を担っているんです。道路などをつくるときのデータとして使うだけでなく、例えば災害が起きたときもすぐにかけつけます。今年1月の能登半島地震に際しても測量チームが測量作業を行っています」と教えてくれました。
そのほかにも、センソクコンサルトでは、自治体の上下水道台帳のデータ化、更新など私たちが日常生活で欠かせないインフラを影で支えてくれている“縁の下の力持ち”なのです。「弊社には、土木や測量の勉強をした方だけではなく、街づくりや災害復興に役立ちたいという志で入社され、その後技術者として活躍している社員もおります。ですので、インフラや暮らしに関心を持ってくださる方でしたら理系文系を問わず応募いただきたいです。地味な仕事ではありますが、ここからすべてが始まるという仕事に価値を見出していただけると思います」と話します。また、「女性のチカラを活かす企業の認証」を取得し、女性が働きやすい環境も整えています。
最後に、就活を控えた学生のみなさんにメッセージをいただきました。
「やりたくて入った職業なのか、たまたま入った会社か、みなさんそれぞれだと思います。でも、その仕事は必ず世の中にとって必要で、やらなきゃいけない仕事になる。働くことで、ご自身も成長していくので、そこに一歩踏み出すということを意識していただくといいのかな、と思います」。
街づくりや人々の生活を陰ながら支えたい…という方は、ぜひセンソクコンサルトの扉を叩いてみてはいかがでしょうか。

企業情報

所在地
【本社】宮城県仙台市宮城野区高砂一丁目1番地の11
電話番号
022-254-6380
従業員数
37名
2025年度 新卒募集人数
4名
過去の採用実績
2024年4月(1名採用)
公式ホームページ
https://sensoku.com

学生の私たちも取材に同行しました

01

趣味や特技など好きことはありますか?

公共交通機関を使って街並みを見るのが好きです。美味しいものを食べたりするのも好きです。

02

街並みを見ることが好きというお話がありましたが、仙台のおすすめの場所はありますか?

最近行った場所の中で印象に残っているのは西公園です。お花見に行きました。桜が綺麗な場所は他にもたくさんあると思いますが、私が特に心を惹かれたのは人が賑わっている様子です。街並みと人が融合している様子を見ることができてとても良いなと思いましたし、多くの人々が集まって楽しい時間を過ごせる場所がある仙台は改めて素敵な都市であると感じました。

03

資格勉強やコミュニケーションをとっていくうえで大事にしていることはありますか?

資格勉強は家に帰ってからや空いている時間に取り組んでいます。今は技術士の試験に向けて頑張っています。コミュニケーションをとっていくうえで大事にしていることは、スケジュール帳を活用し、会話の中で質問されたことにすぐ答えられるようにすることです。常に疑問に思った個所や、やったことなどを記入して、スケジュール帳を開いたらすぐ見えるようにするなど、コミュニケーションをしやすいよう工夫しています。当初はスケジュール管理と別でノートを作成していましたが、”別に開いて見る”という工程がもったいないし、把握しづらくなると感じた為、今の形に落ち着きました。

04

就活で企業を決める際に重要視していたことは何ですか?

人間関係です。仕事をする上でまずやりがいを感じられることは大事だと思いますが、良好な人間関係を築けることはそれよりも大事だと思います。建設業界は人との関わりが多いためコミュニケーション能力が非常に重要で、コミュニケーションが円滑でないと仕事の進捗も悪くなってしまいます。色々な企業の話を聞いたり面接を受けたりする中で、明るい職場を想像できるかということを重要視していました。

Interviewer

東北学院大学宮古 璃歩奈 さん

社内の職場環境の整備を社員の為に行っている企業であることや、若手社員でもまちづくりに携われるといったやりがいのある仕事に就ける職場であることをお話をお伺いしていて感じました。
災害があった場所では測量が一番に動く必要があり、私たちの生活を常に支えてくださる方々がまだまだ知らないところに沢山いらっしゃるのだと改めて知るきっかけとなりました。

Interviewer

宮城大学菊池 優梨 さん

私たちの生活の基盤は測量によって成り立っていることを改めて認識し、働く方々への尊敬と感謝の気持ちが増しました。
たくさんの学生にこの思いに共感して貰いたいし、測量の重要性を感じて欲しいと思います。
貴重なお話をお聞きでき、仙台の素敵な企業を知ることができて本当に嬉しかったです。