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PERSON #77

東杜シーテック株式会社

大沼 真美 さん

東杜シーテック株式会社

山形大学卒業 2021年入社

2024年度取材

プロジェクト管理ができるスキルを身に着けて、会社の役に立ちたい

学生時代に関心を持ったプログラミングをそのまま仕事にしたいと、ITの世界に飛び込んだ大沼さん。
実家に近い仙台で、ものづくりのシステム開発に携わって4年目となりました。
そんな大沼さんに、仕事について伺いました。

01

この業界・仕事を選んだ理由は?

大学で情報系を専攻していたこともあり、学んだことを活かせる仕事をしたいと思っていました。情報系といってもいろいろあるのですが、私はプログラミングが面白そうだなと思って大学で学びました。自分でキーボードを打って動くものができるってなんか面白いなと思って。
情報系の中でもアプリやソフトをつくるような会社を探しました。

02

この会社を選んだ理由は?

私は山形出身で、就活がちょうどコロナ禍だったこともあり、地元に近い仙台での就職を希望していました。
数あるシステム開発会社の中でも、東杜シーテックはAIや画像処理、自社製品開発など様々なことを行っているという印象があり、ここだと漠然と情報系で何かやりたいことが見つかるかも、いろいろなことが学べるかもと思い志望しました。

03

現在、どんなお仕事をされていますか?

お客さまから発注いただいたシステムの開発に携わっています。元々好きだったプログラミング、プログラミングのための設計、そのシステムがきちんと動くかどうかのテストなど、幅広くやらせていただいています。
過去には、ドローンで川や崖などを上から撮影して、2枚の画像を比較するアプリを開発しました。比較することで「川べりが削れてしまった」などがわかるようになるんです。

04

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

自分の作ったものが動いているのを見るとうれしいです。開発は1人で行うことよりも複数人で行うことが多いのですが、自分が作った機能と他の人が作った機能が合わさって動くところを見ると、すごく楽しいなと思います。

05

仕事で大変だと思うことは何ですか?

お客さまから「こういうことをやりたい」という依頼が来るのですが、それをどうやってソフトに落とし込むか、今ある技術でどうやったら実現できるのか考えるのは、面白いところでもあり大変なところでもあると思います。

06

最も心がけていることは何ですか?

どの業界にでも言えることだと思うのですが、ITの世界はものすごいスピードで変化していきます。
経験は確かに役には立ちますが、それに加えて日々の勉強が大事で、常にアップデートを心がけています。

07

今後の目標を教えてください

4年目になり、少しずつ技術力もついてきたと思うのですが、お客さまに対して自分からより良い提案ができるようなエンジニアになりたいと思っています。また、プロジェクトを自分で管理できるスキルも身につけて、会社の力になれたらと思っています。

08

学生時代に役立った経験はありますか?

大学で学んでいた知識が、仕事にそのまま使えることはあまりないのですが、「知っておいてよかった」というのは結構あります。
例えば先輩と話をするときに、経験のある先輩が「わかる前提」で使う言葉も「大学で聞いたことがあるな」となることが多々あり、そこから意味を聞いて詳しく教えてもらった経験があります。

09

就活生にメッセージを

これだけは譲れないことがあるといいのかなと思います。
私の場合は、カレンダー通りの休みがいいとか、それこそモノをつくる情報系のお仕事がいいとか、細かいことでも考えながら就活をしていくといい会社に巡り合えるのかなと思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 7:30

    起床

    ギリギリまで寝ていたいので、身支度は最低限のことだけを済ませて、朝ごはんも食べずにサッと家を出ます。

  • 9:00

    出勤・始業

    フレックス制で8:00から遅くても10:00までに出勤なのですが、私は9:00を目指しています。
    弊社はいくつかの拠点があり、山形から仙台に引っ越すタイミングで決めた今の家から本社までが、ちょっと距離があるんですよね。会社の近くに家を借りて徒歩で通っているメンバーよりは、少し通勤時間がかかっていますね(笑)
    始業後は、その日にやる仕事の確認をして、個人的なスケジュールを立てます。プロジェクトの大きなスケジュールはメンバーに共有されているので、その中の個人スケジュールを立てるというイメージです。

  • 12:00

    昼食

    多いのは、コンビニですが、朝に時間があるときは家でおにぎりをにぎってきます。

  • 13:00

    午後の作業

    午前に引き続き、その日のタスクをこなします。

  • 18:00

    退勤

    基本は家にまっすぐ帰ります。
    私は本を読むのが好きなので、本屋さんに立ち寄ることがたまにあります。マンガやミステリー小説を読むのが好きです。

  • 19:00

    帰宅

    簡単なものではありますが自炊した夕食を食べて、お風呂に入ります。
    その後は趣味の時間で、本を読んだり、ゲームをしたりして過ごします。

  • 0:00

    就寝

    次の日に向けて、このくらいの時間にいつも寝ています。

  • 休みの日の過ごし方

    カフェに行ったり、勾当台公園で開かれているイベントに友達と行ったり、お出かけすることが結構多いです。
    先日は、秋保のDottore(ドットーレ)というピザ屋さんに行って、そのおいしさに感動しました。

  • わが社の自慢ポイント

    拠点ごとのイベントもあり、社内イベントが多いのが自慢です。
    例えば、自社製品開発の実験などで、漁港に伺う機会が多いのですが、その時に社長が新鮮な魚を買ってきて捌いて出してくれるんです。飲み会がメインにはなりますが、みんな仲がよくていい雰囲気です。
    写真は、みんなで気仙沼に遊びに行った時の様子です。

経営陣へのインタビュー

失敗を恐れずにチャレンジしてほしい

取締役
白川 清彦 さん

ソフトウェア開発、画像解析、AI技術開発などを事業とする東杜シーテック株式会社。
白川さんは「スマートフォンや家電に組み込まれるシステムやスマートフォンのアプリケーション、カーオーディオの開発、さらにはAIや画像処理を組み合わせたソリューションの提供をしています。お客さまのご要望にお応えするうちに、事業が多岐に展開していったという感じです。また、現在は、水産業に特化した自社製品の開発も進めています」と教えてくれました。
ご自身もエンジニアとしてそのキャリアをスタートさせたという白川さん。
「もともとものづくりが好きだったのと、車が好きだったので、車載電装品のソフトウェア開発に長年携わっていました」。
東杜シーテックがお客さまの要望に応えるうちに事業が多岐に展開していったというだけあって、求める人材も「失敗を恐れずにチャンレジする方に来ていただければ。理系だけでなく、文系出身でも活躍されている社員はおりますので、臆さずにチャレンジしてほしいです。失敗することって悪いことじゃないんです。経験を積んで引き出しを増やしていく。それがプロフェッショナルになっていくことなのではないかと思います」と話します。
そして「社会人になると、プライベートな時間はどうしても限られてしまいます。ですから、学生さんには、旅行でもなんでも、今しかできないことをたくさんしておいてほしいです」とエールを送ってくださいました。
また、女性活躍推進についても、「こどもの看護休暇」「時間外労働の制限」「時短勤務」「フレックスタイム/終業時間の繰り上げ繰り下げ」に取り組んでおり、「女性のライフステージに合わせて働きやすい環境を整えています」とのこと。

システム開発に関心のある学生のみなさん、理系文系を問わず、東杜シーテックにチャレンジの場を求めてみてはいかがでしょうか。

学生の私たちも取材に同行しました

01

学生時代にやっておいた方がいいこと

社会人になると学生の頃よりはまとまった休みがとりづらいので、比較的休みがとりやすい学生のうちに旅行はやっておいた方が良いと思います。私は、コロナ渦で旅行にあまり行けなかったことを後悔しています。
海外だけじゃなくて、国内でも知らない土地に行ってみたり、近くでもいいから行ってみたりすることが大事だと思います。
旅行に行った経験は今後の人生に活きていくと思います。

02

学生時代にやっておいてよかったこと

学生時代にやっておいて良かったことはアルバイトです。
学生時代、レンタルビデオショップと居酒屋、映画館の3つを経験しました。
それぞれの業界の裏側を見ることができたり、社割を有効に使うことができたりすごく良かったです。
また、3つとも接客業だったことからコミュニケーション力を付けることができ、実際に社会に出てすごく役立っていると感じています。

Interviewer

宮城大学冨澤 梨々花  さん

東杜シーテック様のお話を聞いて雰囲気の良い会社だと思いました。
私は現在就職活動中ですが、会社選びの時に会社の雰囲気を重視しているので、実際にお会いした取締役の白川様も気さくな方で話しやすい雰囲気だと感じました。

Interviewer

宮城大学高橋 陵央 さん

私は大学4年生になっても、将来やりたいことが見つからないまま就職活動をしていました。大沼さんは「学んだことを活かしたい」や「プログラミングが面白そう」など方向性を絞って就職活動を行っていたことが印象的です。