PERSON #17
株式会社ハミングバード・ インターナショナル
炙屋十兵衛 エスパル店店長
佐藤 平 さん
TAIRA SATO
東北学院大学卒業 2016年入社
2018年度取材
上司や先輩からの信頼が、
働くモチベーションになっています
学生時代のアルバイト経験から、自分が向いていると感じた飲食業界への就職を決めた佐藤さん。
就活はのんびり派だったそうですが、現在は店長として人気店を忙しく切り盛りしています。
そんな佐藤さんに、お話を伺いました。
この会社を
選んだのはなぜですか?
もともとは県外に出ることも考えていたのですが、震災を経験したことで、地元愛が高まりましたし、家族の近くにいたいと考えるようになりました。飲食業界を選んだのは、学生時代にラーメン店でバイトをしていて、4年間続けることができたので「この業界が自分に合っているのでは」と思ったからです。その中で弊社を選んだのは、私の母がイタリアンの「humming bird」が好きでよく行っていたことと、イタリアンレストラン以外も和食やバル、カフェなどさまざまな店舗を展開する飲食チェーンだったので、面白そうだと思いました。
どんなお仕事を
されていますか?
炙屋十兵衛 エスパル店で店長を任されています。入社してから2年間は国分町にある「イナトーラ」というバルでホールの仕事をしていました。炙屋十兵衛とはまったく違うタイプのお店でお客さまの層も違うので、“接客業”と一言でくくれない難しさがあると思い知りました。
仕事のやりがいは
どんなところに感じますか?
お客さまから「ありがとう」とか「また来るね」と言っていただけると、とてもうれしいです。あと、弊社は、自分の意見をどんどん発言することができる会社なんです。「こんなことをしてみたい」と上司に相談すると、自由に挑戦させてくれることも。スタッフを信頼して、任せてくれることがモチベーションにつながりますね。
目標を教えてください
実は、少し前までは店長になることが目標だったんです(笑)。でも、それが叶ってしまったので、これからはサービスマンとしても人としても成長して、いずれは違う業態のお店にも挑戦してみたいです。もしかしたら、学生時代の経験を活かして、弊社でラーメン店に挑戦するかも…?
御社ならではの
特徴はありますか?
年に一度の運動会があり、その仕切りをその年の新入社員が任されるんです。なかなかハードではあるのですが、先輩社員に顔を覚えてもらういい機会になっています。社員旅行もあって、社員同士の親睦を深めることもできます。それから、会社が頑張り次第でどんなスタッフにもチャンスを与えてくれるところ。チャレンジ精神をとても大切にしてくれます。これはすごく特徴的ではないでしょうか。
学生時代に経験しておく
べきことはありますか?
一生懸命勉強して、遊んで、一生の想い出を学生時代のうちにたくさん作っておくことです。社会人になると自分のための時間を学生時代ほど長くとることが難しくなる。学生のうちにさまざまな資格を取れるだけ取っておけばよかったと、今頃後悔しているところです(笑)。
就活生にメッセージを
私は就活も親に急かされてから始めたタイプで、卒業旅行のときにもまだ内定をもらっていなかったほどです。でも、ご縁というのは必ずあるもので、私もいい会社に出合うことができました。だから、決まらなくてもあまり焦る必要もないのではないかと思います。あとは、長く働く会社なので、説明会にも何回か参加するなどして、そこで働く人たちのことを見るのも大事だと思います。
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9:30
起床
身支度を整えて家を出ます。
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11:50
出社
その日の予約確認や一日の流れをイメージし、準備を行います。
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12:00
ランチピーク
日によってすぐに満席になってしまう日もあるほど。仙台駅に隣接したビルの店舗なので、その日のイベントに左右されやすいですね。
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14:00
お昼
賄いも出るのですが、私はエスパルの社員食堂で食べることが多いです。
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15:00
ホールで接客
16:00頃になると、その日の日替わりメニューが決まってくるので、厨房に確認を取りながらメニュー表を作成します。
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17:00
夜の営業開始
予約のお客さま、飛び入りのお客さまなど、さまざまな方にお料理とお酒を提供します。
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21:00
業務終了
業務の終了前には翌日の予約やシフトの確認、翌営業日の戦略を練ります。
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22:00
帰宅
お風呂につかりながら、YouTubeを見てゆっくり過ごします。最近は、海外のドキュメンタリーにハマっています。
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休みの日の過ごし方
外食が好きなので、友人と飲みに出かけることが多いです。行ったことのないお店に行くことをテーマにしていて、接客やメニューなど自分の仕事に活かすことができないか情報収集も欠かしません。
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わが社の自慢ポイント
ここ仙台から、東北の豊かな食文化を
全国に発信したい
代表取締役 青木 聡志 さん
株式会社ハミングバード・インターナショナルは、生パスタで有名な「humming bird」や、地元の銘酒と美味しい料理を味わう和食処「炙屋十兵衛」など、仙台市を中心に18の店舗を営業している飲食チェーンです。青木社長は「私の祖父が1980年に、仙台で初めてのパスタ専門店を開いたのが最初で、以来“仙台初のバル”“仙台初の熟成肉の提供”など、“仙台初”の食文化を提供してきました。これからも地元仙台から東北の食文化を発信できる会社として食の世界をリードしていきたいですね」と話します。
経済産業省の「地域未来牽引企業」にも選定され、地域の経済を牽引する事業の担い手として国からも期待されているハミングバード・インターナショナル。今後はグローバル展開も考えているそうで「まだ具体的ではないのですが、海外に活躍の場を広げたいという学生さんにもぜひ挑戦していただきたいです」と青木社長は話します。そして「例えば国分町を特区にして、オープンエアで屋台通りみたいなことができたらいいな、と考えています。仙台の人間として、仙台をもっとたくさんの人を呼べる場所にしたいです」と目を輝かせます。
とても楽しそうに事業の展望や仙台の街について語る青木社長は、これからも社員やスタッフのみなさんの“良きリーダー”として共に歩みを続けていくことでしょう。そしてその歩みは、地域のビジネスの牽引力となって行くに違いありません。
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区本町2-6-16 青木ビル3F
- 電話番号
- 022-225-0522
- 従業員数
- 81名
- 2020年度
新卒募集人数 - 10名
- 過去の採用実績
- 東北大学、東北学院大学、宮城学院女子大学、尚絅学院大学、宮城大学 他
- 公式
ホームページ - http://www.h-bird.jp/
東北大学古谷 仁 さん
僕は今、工学部で土木を学んでいます。将来は土木の知識を活かして、海外で働きたいという夢があるので、海外に挑戦の場があるハミングバード・インターナショナルさんはすごくいい会社だと思いました。僕もこれからチャレンジ精神を大切にして、いろいろなことに取り組みたいと思いました。
東北芸術工科大学小原 菜々子 さん
現場のスタッフにいろいろ任せてチャンスを与えるという会社の方針が印象的でした。私はまだ自分が働く姿が想像できなくて時々不安にもなるのですが、ハミングバード・インターナショナルさんのように社員の頑張りを評価してくれる会社で働きたいと思えました。