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PERSON #19

株式会社ユーメディア

メディア本部メディア開発チーム2グループ

下田 恭平 さん

KYOHEI SHIMODA

岩手大学卒業 2017年入社

2019年度取材

自分の気持ちが向くことに
熱心に取り組めば、将来が見えてくる

学生時代の経験から、「コト=情報」を扱う
企業への就職を希望したという、下田さん。
東北の中心として「コト」も「モノ」も集まる
仙台で働き始めて3年目。
大きなイベントにも関わる下田さんに、
仕事のやりがいなどを伺いました。

01

この会社を
選んだのはなぜですか?

私は八戸出身で、大学は岩手。なので、まずは東北で働きたいというのが大前提としてありました。また、学生時代に企業と関わって、学生向けサービスの企画を考える経験をしました。その中で、モノよりコトを仕事にしたいという思いが強くなり、「コト=情報」を事業とする会社を探しました。
ユーメディアに入社を決めたのは、採用面接などが一番楽しかったからです。対話の中で私の内面を引き出してくれるような感じがして、自分が働いている姿を想像することができました。

02

どんなお仕事を
されていますか?

メディア開発チームというところで、主に自社イベント事業を手掛けています。7月に行う「仙臺横丁フェス」や「バル仙台」、9月の「仙台オクトーバーフェスト」なども私たちの担当です。イベント事業の他には、企業クライアントのプロモーションに関わる営業もしています。

03

仕事のやりがいは
どんなところに感じますか?

私の仕事は、いわゆる「B to B」(=企業間取引)がメインですが、例えば「バル仙台」では、魅力をもっと発信したい東北のワイナリーの方に出店いただくことで、一般の消費者の方に直接魅力を届けていくことができます。出店者の方たちとひとつの目標に向かってイベントを作り上げていけること、そして地域のコンテンツの魅力をいろいろな方に楽しんでいただく光景を目の前で見ることができるのは、大きなやりがいです。

04

目標を教えてください

今はまだ日々一生懸命やるだけですが、いつか会社の大きな歯車になれたらいいなと思います。ちょっとぼんやりした言い方かもしれませんが、社内外から信頼を集められるような存在になりたいです。

05

御社ならではの
特徴はありますか?

働き方の見直しなどもそうですが、常にチャレンジしているところでしょうか。例えば、残業時間が減るからと言って仕事が減るわけではないので、個人の生産性の向上が求められます。それがまた会社の大きな活力になっているような気がします。

06

学生時代に役立った
経験はありますか?

高校まで硬式野球をやっていて、大学では軟式野球部に所属していました。それで全国大会にも行きましたし、部活やバイト、それに先ほど話した企業との連携企画など、とにかく暇な時間のない学生生活を送りました。ですので、その時からスケジュール管理をしっかりするクセがついたのがよかったと思います。

07

就活生にメッセージを

しっかりした自分を見せないと!と意気込んでしまうかもしれませんが、就活の場ではどうしても「これまでの20数年」が出てくるものだと思います。ですから、普段から「よりよい自分」になれるような過ごし方をしてください。あとは、何がしたいかわからないという場合は、日々自分の気持ちが向くことに熱心に取り組むことで見えてくることがあるのかな、と思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 8:45

    出社

    朝はギリギリまで寝ていたいタイプ。身支度だけして、家を8:20ころに出ます。地下鉄通勤です。

  • 9:00

    始業

    午前中は社内で過ごすことが多いです。印刷物の原稿整理や見積もり作成、イベント開催のために必要な申請書類などの事務作業を行います。

  • 13:30

    外出

    午後は社用車でクライアント回りをします。市内のお客さまがほとんどです。

  • 16:00

    帰社

    お客さまからいただいたご要望には、なるべくその日のうちに対応するようにしています。なので、会社に戻ってからさまざまな調整や事務処理をしたり、上司への報告を行います。

  • 19:00

    退社

    基本的には家が好きなのでまっすぐ帰ります。あと、最近はプロジェクトで関わっている、社内の他部署の人たちと飲みに行くことも。年齢も職種も違うので、刺激的で楽しいです。

  • 休みの日の過ごし方

    学生時代から野球をしていて、社会人になった今はソフトボールのチームに所属しています。野球はするのも見るのも楽しいですね。

  • わが社の自慢ポイント

    社員旅行やスキー旅行が年に1回あります。スキー旅行では、会長や社長と一緒に滑ったり、温泉につかったり、夜の宴会があったり。普段なかなか話をできない人とも気軽に話すことができて、楽しいです。

経営陣へのインタビュー

お客さまに必要とされる企業で
あり続けるために

代表取締役
今野 均 さん

1960年に印刷会社として創業した株式会社ユーメディア。以来、さまざまなメディアやチャンネルを使って地域やお客さまの課題解決のための事業を展開しています。
今野社長は「一言でこれをやっています、となかなか言いづらいのですが(笑)、学生さんに分かりやすいのはイベント事業でしょうか。イベントをやることでのテストマーケティング、そこからお客さまの課題を抽出し、周りの人を巻き込んでのうねりを作ること…。イベントは数ある手段のうちの1つですが、常にお客さまの本質的な課題解決をゴールに据えています」と話します。
会社の事業を支える従業員のみなさんに対しても、「働き方改革」が叫ばれるよりもずっと前から改善を始めてきました。「女性の定着率を上げるため、2009年から時短勤務を取り入れるなど、ロールモデルになる人材を育てることに取り組んできました。男性社員にとっても、例えば今後介護で時短勤務が必要になるかもしれない…。そういう風に“自分ごと”として考えることが大事です。具体的な取り組みはほとんど社員からの発案で、ビジョンに共感する社員が主体的に推進してくれています」。
こうした取り組みが評価され、2018年には仙台「四方よし」企業大賞の優秀賞を受賞。「社員は、ビジョンを体現していく仲間。お客さまに必要とされる企業であるために、これからも進んでいきます」。
常に先駆的サービスに取り組んできた株式会社ユーメディアは、これからも社員発のアイデアとお客さまからの信頼で地域に根差した企業のロールモデルとなっていくことでしょう。

企業情報

所在地
仙台市若林区土樋103番地
電話番号
022-224-5151
従業員数
140名
2020年度
新卒募集人数
若干名
過去の採用実績
東北学院大学、東北大学、岩手大学、宮城学院大学、東北芸術工科大学 他
公式
ホームページ
https://www.u-media.jp/

学生の私たちも取材に同行しました

Interviewer

東北学院大学小野 紘貴 さん

社長から「社員が自発的に働き方を変えた」と聞き、とても風通しのよい会社なのだという印象を受けました。また、下田さんが学生時代にいろいろな活動をされていたお話が、今の僕に重なる気がしました。僕はまだ「これ!」というものを見つけられずにいますが、下田さんのように「働きながら楽しいことを見つける」というのも素敵だなと思いました。