PERSON #20
仙台ターミナルビル株式会社
ホテル事業本部メトロ仙台営業統括グループ婚礼 ウェディングコーディネーター
金原 由衣 さん
YUI KANAHARA
東北学院大学卒業 2015年入社
2019年度取材
人が好き、仙台が好き。
だから、この会社を選んだ
生まれも育ちも仙台という
生粋の地元っ子である金原さん。
大好きな仙台で、自分の「好き」を仕事にして
キャリアを積んでいくことを選びました。
現在、ブライダルチームの一員として
お客様の人生の節目に寄り添っている金原さんに
「仕事」について伺いました。
この会社を
選んだのはなぜですか?
生まれ育った仙台で働きたいと希望していたことに加え、学生時代に結婚式場でアルバイトをしていて、ウェディングプランナーの仕事に憧れを抱いたからです。それで、サービスの最高峰であるホテルでウェディングの仕事をしたいと思うようになりました。
どんなお仕事を
されていますか?
ご契約をいただいたお客様と時間をかけてお打ち合わせをいたします。お料理やお飲み物、衣装やお写真に至るまで、決めなくてはならないことは盛りだくさんです。一組のお客様で約4か月かけてさまざまなことを決めていくんです。思い入れが強すぎて、結婚式当日には毎回泣いています(笑)。
仕事のやりがいは
どんなところに感じますか?
先ほども申し上げました通り、お客様とは長期間にわたってお付き合いさせていただきますので、結婚式を挙げられた姿を拝見するだけでも幸せなのですが、「ありがとう」のお言葉をいただいたときは本当にうれしいですね。先日は1年以上にわたってお付き合いさせていただいたお客様が無事結婚式を挙げられて「また赤ちゃんが生まれたら来ますね」とおっしゃっていただけて、幸せな気持ちになりました。
お仕事で大変だと
思うことは何ですか?
ブライダルの部署に来てまだ1年なので、まだまだ知識が足りないと感じる場面があることですね。SNSなどの普及によって、お客様のほうが流行りの演出方法などをよく知っている…いうこともあるので、それに負けないくらいの提案力をつけるのが私の課題だと感じています。
目標を教えてください
ブライダルでいえば、今後もお客様に一番近い場所で企画などに携われたらいいなと思います。あとは、入社からベルガール、フロント、そして現在のブライダルと経験させていただいているので、今後もいろいろな部署を経験して、リーダーになれたら…と思っています。
御社ならではの
特徴はありますか?
フレックス制度を導入していて、メリハリのある生活が送れることです。また、出産・産休を経て戻ってくる先輩方も多く、女性が働きやすい職場であると思います。あと、社内にクラブ活動がありまして、野球部やテニス部といった運動系から軽音楽部などの文化系まで、みなさんそれぞれの趣味に応じた参加が可能です。
学生時代に役立った
経験はありますか?
「人と話すこと」が好きだったこともあって、意識的に人と話してきました。普段接することがないような人とも話すことでいろいろな知見を得ることができますし、そのときの経験が今の接客業に役立っているなと感じますね。
就活生にメッセージを
私は自分がやりたいことを中心に面接を受ける企業を選んでいき、今まさにやりたかった仕事をさせていただいています。「自分が何をしたいのか」をしっかり見つめることが大切だと思います。
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9:20
出社
地下鉄で通勤しています。
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9:30
業務開始
メールチェック、電話での問い合わせ、お客様とのお打ち合わせなどを行います。
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12:00
昼食
社員食堂でおいしいランチをいただきます。
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13:00
午後の業務開始
写真など、専門スタッフが同席の上でお客様とお打ち合わせをすることも。
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18:00
退社
友人とご飯を食べに行ったり、最近ちょっとさぼり気味ですが(笑)、ホットヨガに行くことも。予定がない日は、家に帰って録りためたドラマを見て過ごします。
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0:00
就寝
お風呂に入って、ストレッチポールを使って簡単なストレッチをしてから眠りに就きます。
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休みの日の過ごし方
弊社では、4人以上の社員で旅行に行くと、会社が補助金を出してくれるんです。これは他社にはなかなかないものだと思います。私もこの制度を利用して、職場の仲間と京都に行ってきました。
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わが社の自慢ポイント
とにかく友達にも自慢したくなるのが、社員食堂です。ホテルメトロポリタン仙台の食材で、ホテルの第一線で活躍するシェフが作ってくれる食事を低価格でいただくことができます。
私たちの強みは、
ここで働く人たちと地域への思い
代表取締役社長 松崎 哲士郎 さん
S-PALやホテルメトロポリタンなどを運営する仙台ターミナルビル株式会社。JR東日本のグループ企業として、駅を中心としたショッピングセンター事業、ホテル事業、さらに最近では荒井・荒浜地区で農業事業を展開。2020年には1年中果物狩りが楽しめる観光果樹園をオープン予定です。駅に直結しない地域で、農業進出。そのいきさつについて、松崎社長は「ホテルと食は非常に親和性が高く、メトロポリタンでも食材の半分は東北のものを使用しています。そうしたことから、後継者不足などの課題を抱える農業に挑戦して、地域の活性化を目指すことにしたのです」と話します。
従業員のみなさんの半分以上が女性だという仙台ターミナルビル。「私たちの強みは、立地だけでなく、社員ひとりひとりの力。ですので、産休・育休はもちろんですが、お子さんが小学校に入るまでの時短勤務の導入、男性社員の育児休業推奨など、男女とも働きやすい会社を目指しています」。
“社員が楽しく働ける会社”を目指す取り組みの中で、最もユニークなのが「連休奨励金」です。「年休3日を含んだ休日を5連続で取ると、現金で5,000円を支給するんです。今年度上半期で延べ350名の社員がこの制度を利用しているんですよ」と、松崎社長。そのほかにも社内旅行補助金やクラブ活動、各種資格取得をバックアップする若手マイスターなどさまざまなことを行っています。「『地域』そして『人』が好きだという方は、ぜひ私たちと一緒に楽しく働きましょう」。
人と地域をつなげる企業として、仙台ターミナルビルはこの街、そして東北の発展にこれからも大きく寄与していくことでしょう。
- 所在地
- 仙台市青葉区中央一丁目1番1号
- 電話番号
- 022-267-2570(採用)
- 従業員数
- 821名(正社員:442名有期雇用:379名)
- 2020年度
新卒募集人数 - 5名
- 過去の採用実績
- 東北大学・上智大学・法政大学・宮城大学・東北学院大学 他
- 公式
ホームページ - https://www.stbl.co.jp/
東北大学大西 峻介 さん
S-PALやメトロポリタン仙台は僕自身にとっても身近で、ときどき利用することもあります。知っている会社の社長にお会いする機会はなかなかないので、緊張しました。今回は経営者の方がどういう思いで会社を経営しているのかを聞けたことがとても貴重な経験になりました。
東北学院大学青柳 康平 さん
会社の名前や事業内容はホームページで分かっていたのですが、社長の社員さんたちへの思いを今回聞くことができ、とても社員さんを大事にしているのが伝わりました。僕は大学で男性の育児参加について研究をしていて、僕も自分に子どもができたら、育児休業は取りたいと思っています。男性の育児休暇を推奨している仙台ターミナルビルはいい会社だなと思いました。