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PERSON #70

社会福祉法人 仙台ぱれっと福祉会

六郷ぱれっと保育園・栄養士

齋藤 愛珠佳 さん

ASUKA SAITO

仙台白百合女子大学卒業 2022年入社

2023年度取材

心と体の土台になる、子どもたちの食に携わりたい

食育を通して、子どもたちの心と体の土台作りがしたいとの思いから、栄養士として六郷ぱれっと保育園で活躍する齋藤さん。毎日の献立作りに頭を悩ませながらも、子どもたちのおいしい笑顔のために日々奮闘しています。そんな齋藤さんにお仕事について伺いました。

01

この業界を選んだ理由は?

栄養士の仕事で対象となる方は、病院だったら患者さん、高齢者施設だったら高齢者の方、役場だと30代の方がメタボにならないような食事…となります。私は子どもたちの食に関することに携わりたいと思い、保育園の栄養士を目指しました。一番大事な時期に、心と体の土台にもなる食事に携わりたいと思ったのがきっかけです。

02

この会社を選んだ理由は?

就職フェアに参加していた12園全ての園のお話を聞きました。就職フェアに参加していたのは、ここの系列園の諏訪ぱれっと保育園だったのですが、食育に力を入れているという話をきいて、とても惹かれました。大学で学んできたことの中でも一番やりたいと思っていたのが食育でした。また、一番丁寧に対応していただいたというのもあり、ここの園で働きたいと思いました。

03

現在、どんなお仕事をされていますか?

食材の発注、調理、栄養計算をして献立を作成しています。認可保育所なので様々な種類の帳票が必要になるのですが、それらを整えて、ファイリングして保管…というところまで全てやっています。また、栄養士として巡回(※)を大切にしています。子どもたちの喫食状況を見て、必要な栄養をきちんと取ってもらうために、どのように献立に反映するか試行錯誤しています。スタッフは、毎日3~4名体制で、ベテランの調理員が2名いて、先輩方にたくさん教えてもらいながら日々仕事をしています。
※子どもたちの給食やおやつの時間に、クラスを見回り、食べ残しの量や、食具が上手に使えているか、食材の大きさや固さが適正かを確認する仕事とのこと

04

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

やはり食育活動です。一番やりたかった仕事です。食育活動の中でこれまでで最も喜ばれたのは、ピザ作りです。園のプランターでトマト、ナス、キュウリ、ピーマンなどの夏野菜を育てており、自分たちで育てた野菜が子どもたちの好き嫌いの克服にもつながっていると感じています。ピーマンや玉ねぎが苦手な子どもたちも積極的に食べていたので、食育活動で苦手な野菜を自分から食べているのを見ると、働きかけは大切だと思います。近くに畑をお借りして、さつまいもの苗植えや、いも堀りを実施しました。

05

仕事で大変だと思うことはどんなことですか?

摂取しなければいけない栄養量は決まっていて、例えば脂質を下げるためにある食材を抜くと、タンパク質が足りなくなる…というように、栄養計算は難しいです。園児の身長体重を元に必要な栄養計算をしますが、適正な献立を立てるのが難しいと感じます。

06

今後の目標を教えてください

まだまだ未熟なので、まずは1人前になりたいです。食育活動ももっと上を目指していきたいです。調理や献立作成でも取り組みたいことは沢山ありますが、子どもたちとの関わりを増やしていきたいと思います。実際に子供たちの様子や、子供たちの意思、保育士の意見を聞きながら、よりよい保育園給食を考えていきたいです。

07

学生時代の経験が役立ったことはありますか?

勉強は頑張ってはいたんですけど、 やはり就職してから学ぶことの方が多いと感じています。また、高校から大学まで5年間ファストフード店でアルバイトをしていた経験は役立ちました。例えばクリスマスの繁忙期に、正社員が少ないため、アルバイトやパートさんで対応しました。その時の経験で、いかにスムーズに仕事ができるか、気持ちよく仕事ができるかという事を学びました。

08

就活生にメッセージを

アルバイトの経験は、社会人になる前にしておいた方がいいと思います。年上の従業員との関りや後輩への指導など学ぶことが多いです。また、保育園で働くことについては、子どもたちを一番に考える、子供の最善の利益ということを大切にしてほしいです。責任感が強く、人間関係が築ける方と一緒にお仕事できたらと思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 6:00

    起床

    朝ご飯をたべて、6:30頃に家を出ます。大好きなミュージシャンの音楽を聴きながら車で出勤します。

  • 7:40

    出社

    制服に着替えて理念の唱和を行ってから業務に入ります。

  • 8:00

    調理

    仕込みと離乳食づくりを行います。毎日3人で担当を決めており、主菜担当、汁と副菜担当、おやつと果物担当を決めており、分担して作業します。

  • 10:30

    配膳

    給食を作り、盛り付け、配膳します。

  • 11:00

    給食開始

    片づけ作業を開始、給食時間中にクラス巡回を行い、子どもたちの食べている様子を確認します。

  • 12:00

    昼食

    下膳されてきたら、食器の洗浄と消毒を行います。交替で休憩を取ります。

  • 13:00

    午後の業務

    栄養計算、食材の発注、給食だよりや、栄養管理ソフトを使用して献立作成を行います。

  • 17:00

    退勤

    厨房の最終点検、給食日誌を記入し園長に報告、延長保育のおやつの準備をして退勤します。残業はありません。

  • 22:30

    就寝

    家では、お気に入りミュージシャンのライブDVD鑑賞をしています。

  • 休みの日の過ごし方

    パンが好きで、パン屋さん巡りをしています。実家が田舎で周辺にはないので(笑)、仙台まで車で行きます。おすすめは「ジャンヌダルク」というお店です。自然も好きなので、蔵王で足湯に入ったりもしています。

  • わが社の自慢ポイント

    年末に職員でおつかれ様会をしました。とても楽しかったです。私は栄養士なので、保育士さんとは職務や、役割が違いますが、話をする機会があるのも楽しいです。職員はみんな優しく、また園舎や設備が新しいので、衛生的です。預ける親御さんにとっても安心感につながると思っています。

経営陣へのインタビュー

人対人のお仕事なので、愛情がないといけません

業務執行理事
小野 純 さん

仙台市内で3つの保育園を運営しているジェー・シー・アイグループ。そのうち、六郷ぱれっと保育園を運営しているのが、社会福祉法人ぱれっと福祉会です。業務執行理事の小野さんは「解消されつつある待機児童問題でも、まだまだ産休育休明け、0・1歳児は入園が困難です。私たちのグループでは、保育園に入園していないお子様や、幼稚園に入園しているお子様、他の保育園に入園しているお子様を対象とした一時預かりや、休日保育を実施しています。土、日、祝日や夏休み期間中など、今は暦に関係なくお仕事をされる方が多いので、可能な限り、ご要望いただいた時にはお子様をお預かりしています」と教えてくれました。
開園からまだ1年半ではありますが、スタッフのチームワークも良いそう。小野さんは「子どもたちは大人の雰囲気を敏感に感じます。大人のように忖度しませんので、我々も学ぶことが多いです。子どもたちも落ち着いて過ごせているのではないかと思います」と話します。
求める人材についてうかがうと「愛のある人ですね」ときっぱり。「人対人のお仕事なので、学校で学んだ知識の前段として、愛情がないといけません。そして素直でないと、保育士の仕事は厳しいと思います。 人事評価でも重要視しています」と。
最後に就活生へのメッセージを伺うと「たくさんの園を見てほしいです。我々のところに来ていただけるのは大変ありがたいのですが、たくさんの保育園、保育所を見学したうえで、選んでいただければ大変うれしいです。また、両親に自慢できる職場かどうかも考慮してください。ご両親にも見学にいらしてほしいと思っていますし、連れてこられるような職場であれば、さらにいい人間関係ができていくのではないかと思います」と話してくれました。
保育園や保育所を就職先にしようと考えている学生のみなさんは、ぜひ六郷ぱれっと保育園を見学してみてはいかがでしょうか。

企業情報

所在地
宮城県富谷市成田1丁目5番地3
電話番号
022-745-1321
従業員数
28名
2023年度
新卒募集人数
2名
過去の採用実績
仙台白百合女子大学、福島学院大学、仙台青葉学院短期大学(新卒のみ記載)
公式
ホームページ
https://www.s-palette-swc.or.jp/

学生の私たちも取材に同行しました

01

大学で考えていた栄養士の仕事と実際に仕事をしたときのギャップはありましたか?

良い意味でギャップを感じました。保育園で子どもたちの食事をつくれる楽しさを感じた一方、子どもの身長や体重にあわせて栄養を考え、食事をつくることの難しさも感じています。安全性や衛生管理が仕事上必要なので、そこに注意を向けながら仕事をしたり、献立を子どもたちに飽きさせないためにメニューを考えることは大変ですが、大学では経験できないことなので、仕事をして多くのことを学べました。

02

大学でこれはやったほうが良いと思ったことはありましたか。

アルバイトはしたほうが良いと思います。アルバイトから学ぶことが多かったです。お客さんと関わることで人と付き合うことを学べ、バイト仲間内で協力する大切さも経験することができます。また大学で学んだことと実際に仕事をすることは一緒に見えて違います。現場での仕事は大変ですが、子どもたちの食育にやりがいを感じ日々食育に力を入れています。

Interviewer

東北学院大学外下和奈 さん

今回お話を伺って保育園の中で働く栄養士さんがどのように働き、何に気を付けているのかを知ることができました。食事している子どもとのやりとりから献立を考えることを伺って、安全で喜んでもらえる食事を提供したい齋藤さんの強い想いを感じました。