PERSON #69
サイバーコム株式会社
東北事業部 第3技術部 第2技術グループ TAKUMI室 AWSエキスパート
永塚 祐喜 さん
YUKI EIZUKA
山形大学卒業 2021年入社
2023年度取材
地元企業から全国規模のプロジェクトまで幅広い業務に携われるのが魅力
大学で受けた授業をきっかけに、IT業界に進むことになった永塚さん。選んだのは、仙台を創業の地とするシステム開発会社のサイバーコム株式会社でした。入社3年目で技術「スペシャリスト」に認定され、プロジェクトのサブリーダーを任されている永塚さんに、仕事の魅力について伺いました。
学生時代はどのようなことを学ばれたのですか?
山形大学の理学部でデータサイエンスの研究室に所属していました。データサイエンスという幅広い分野の中で、私は画像や文字の自動生成を研究していました。自動生成を行うにあたってPythonなどの言語も少し勉強しました。
この業界を選んだ理由は?
私はもともと数学の教師になりたくて進学したのですが、大学で情報系の基礎的な授業があって、そこでプログラミングを初めて触って、面白いなと思ったんです。また、長い目で見たときにも変化が大きいのはIT業界なのではないかと考えました。私は新しいことを勉強したり覚えたり、挑戦するのがすごく好きなので、新しいものに触り続けることが自然とできる環境が合うと思い、IT業界を志望しました。
この会社を選んだ理由は?
一番大きいのは、仙台に事業所があることです。私は仙台出身で、仙台で働きたいと思っていました。また、東北を盛り上げていける企業に入りたいと思っていましたので、それで調べて見つけたのが、サイバーコムでした。地元の企業さまから全国規模の大きな仕事まで、幅広い業務を行っているのも魅力でした。
現在、どんなお仕事をされていますか?
具体的な内容はお話できないのですが、システム開発には「要件定義、設計、製造、テスト、保守・運用」のフェーズがあり、私が担当しているのは設計の部分です。公共関連の業務系アプリなどの開発に携わっています。
仕事のやりがいはどんなところに感じますか?
一番はお客さまに喜んでいただけたときですね。「すごく使いやすくなった」などと言っていただくとうれしいです。あとは、調べたり、覚えたりして身に着けた技術的なスキルを、アプリケーションに落とし込めるのは技術者としてはすごくうれしいです。
仕事で大変だと思うことはどんなことですか?
少しのミスでも、後々の工程に影響が出てしまうことです。設計の段階で抜け漏れている部分がないか細心の注意を払ってチェックしています。
今後の目標を教えてください
どんどん自分の技術力を上げていき、いずれはプロジェクトのマネジメントにも関われたらと考えています。
就活生にメッセージを
就活をしているときは、やっぱり結構不安になると思うんです。なので不安を感じたら、友達でも先輩でも誰でもいいので、まず気軽に相談することが大事ではないかと思います。ちなみに私は、大学のメンターの方に相談したこともありますが、基本的に家族と仲がいいので家族に相談しています。
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7:00
起床
朝日を浴びて、朝食を食べます。ご飯派です。
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8:00
出勤
電車で通勤しています。
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8:40
午前の業務
パソコンを立ち上げてメールをチェックします。また、社内システムから連絡が来ていないかもチェックします。
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12:30
昼食
会社の近くの飲食店で食べます。私は週3日ほどリモートなので、出社したときは外で美味しいものを食べると決めています(笑)
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13:30
午後の業務
後輩や協力会社さんが作ってくれた設計書のレビューなどを行っています。
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17:30
退社
定時であがることがほとんどです。まっすぐ家に帰ります。
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18:30
帰宅
夕食をつくって食べます。自炊することが多いですね。私はバレーボールが好きで、ここ最近はテレビでバレーボールを見ています。
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22:00
就寝
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休みの日の過ごし方
仙台吹奏楽団の練習に参加したり、演奏会の準備を行ったりしています。年に2回の演奏会を行うために様々な準備をした経験は、スケジュールの段取りや、いろいろな人にお仕事をお願いするためのマネジメントなど、社会人になってからも役立っています。
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わが社の自慢ポイント
最近社内で制定された「スペシャリスト制度」にチャレンジし、社内第一号のスペシャリストとして認定されました。このスペシャリスト制度は、会社が指定する高度資格に合格することで「スペシャリスト」に認定され、高度技術専門集団である「TAKUMI室」の一員として、技術力で全社を牽引する役目を担います。同じ志を持った専門集団の中で更に切磋琢磨できるのを楽しみにしています。
今後の成長には、若手、そして女性の力が不可欠
東北事業部 事業部長 菅原 彰 さん
パソコンがまだまだ珍しかった1978年、システム開発企業として仙台で産声を上げたサイバーコム株式会社。菅原事業部長は「弊社はソフトウェア開発事業とサービス事業の二つの大きな柱がございます。ソフトウェア開発では、皆さんもいろいろお使いになられる予約サイトやECサイトなどの業務系システム、そして自動車や半導体製造装置の制御系システム、5Gなど通信ソフトウェアの開発を行っています。サービス事業では、サーバーやネットワーク構築、そして自社プロダクトの開発と販売を行っています」と教えてくれました。
日進月歩のIT業界。その先駆者であるサイバーコムで望む人材について伺いました。「技術は開発に携わればついてくると思うんです。なので、学生時代は今後ますます進むであろうグローバル化を感じてもらうためにも海外を感じておいてほしいなと思います。そして、当社はこれから大きく、まだまだ成長していかないといけない。そのためには、若手や、女性の方の力が非常に重要だと思います。ですので、文系理系問わずやってみたいと思う方は、門を叩いてほしいです。社内にも文系出身の先輩方はたくさんいますので、未経験だからと思わずに、ぜひチャレンジしていただけたらと思います」。
誰もが聞いたことのあるような大手の通販サイトなどのシステム開発や保守なども請け負っているサイバーコム。仙台にいながらにして、グローバル企業の一翼を担う仕事ができるのは、大きな魅力です。興味のある方は、ぜひその門戸を叩いてみてください。
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区一番町2-7-17 朝日生命仙台一番町ビル
- 従業員数
- 1,217名
- 2023年度
新卒募集人数 - 130名
- 過去の採用実績
- 23卒:126名、22卒:126名、21卒:116名
東北学院大学、東北電子専門学校、東北工業大学、東北大学、山形大学、岩手大学、岩手県立大学、宮城大学、日本大学、福島大学、会津大学、宮城学院女子大学、宮城県立白石高等技術専門校、石巻専修大学、東京ITプログラミング&会計専門学校、東北福祉大学、宮城県工業高等学校、宮城県大河原商業高等学校ほか
- 公式
ホームページ - https://www.cy-com.co.jp/
仕事とプライベートを両立させるために心がけていることは何ですか?
仕事とプライベートを両立させるためには、オンとオフをしっかり分けるように心がけています。休日に活動している吹奏楽でも、演奏会の準備など、運営の方に携わっているので、どちらも怠らず頑張れるようにメリハリをつけています。
入社3年目でスペシャリストに推薦、サブリーダー抜擢など早期からご活躍されている要因はなんでしょうか。
新しい情報のキャッチアップだと思います。私にとって新しい情報のキャッチアップは苦ではなく、むしろそこにモチベーションを感じています。スマホで一度調べると自動で関連情報が流れてくるので、気になるところはまた自分で調べるようにし、常に新しい情報を取り入れています。また、報連相(報告・連絡・相談)をしっかりすることも要因になっていると思います。
東北学院大学輕部知紘 さん
競争の激しい世界の中で、サイバーコム株式会社を選ぶ上での魅力を知ることができました。特に印象に残ったことは、女性や若手社員の育成に力を入れているところです。新しい力を身につけるためにも、若い世代や女性にどんどんチャレンジしてほしいという方針は、永塚さんの活躍を見ても納得のいくものがありました。
東北学院大学菊田綾音 さん
私は文系なので働き方も異なるのではないかと思っていたのですが、報連相の重要性や新しい情報のキャッチアップを積極的に行う姿勢など繋がるところが多いと感じました!また、ライフ・ワーク・バランスをしっかりと分けて働ける点やスペシャリスト制度などチャレンジを後押しする社風が非常に魅力的に感じました。