• Twitter

PERSON #25

株式会社丸山運送

国際物流本部

竹内 緋里 さん

HAIRI TAKEUCHI

岩手大学卒業 2018年入社

2019年度取材

この会社で仕事をするようになって、
ものの見方が変わった

岩手大学で国際文化を学び、
海外のことにも興味があったという竹内さん。

就職先を選ぶにあたっては、「自分の時間を大切にできること」に重点を置いたといいます。

現在、国際物流本部で輸出入事業に携わり、
オンとオフを楽しんでいるという竹内さんに、
お仕事について伺いました。

01

この会社を選んだのは
なぜですか?

会社説明会に行ったら、雰囲気がとてもよかったんです。ほかの会社の説明会では、若手社員の方が話している後方に幹部の方がいて、空気がピリピリ…みたいな感じだったのですが、丸山運送は若手社員の方が間違ったときに「おーい!」ってツッコミを入れていて(笑)。これはいいぞ、と思ったので入社を希望しました。

02

どんなお仕事を
されていますか?

輸出、輸入の代行です。資格を持っていないと税関に輸出入の申請ができないので、「このコンテナにはこういうものが入っています」という書類を作成しています。食品だと検疫の申請も必要なので、貨物によってどこに連絡しなくちゃいけないのかを考えながら作成します。税関から許可を受け、無事貨物が輸出入できるように税関と荷主さまの間に入る感じですね。

03

仕事のやりがいは
どんなところに感じますか?

書類作成が主ではあるのですが、お客様とのやり取りもあるので、その中で「いつもありがとう」と言われると、「この仕事って対“人”なんだな」と思ってうれしくなります。また、これまでとものの見方が変わりました。自分の周りのさまざまなものが「いくつもの人の手を経てここにきているんだなぁ」と思うようになりました。

04

お仕事で大変だと
思うことは何ですか?

どんな仕事にも締め切りはあると思うのですが、締め切り間近の仕事が集中すると何から手を付けていいかわからなくなっちゃうことですかね(笑)。あとは、船が遅れると、すべてのスケジュールが遅れるので、各社・各部署と連絡を取りながら日程を組みなおすのが大変です。

05

説明会での雰囲気がよかったことを
入社理由に挙げていましたが、入社後も変わりませんか?

社内では、社長のことを「一夫さん」とファーストネームで呼ぶんです。最初は戸惑いましたけど、今では「一夫さん」のほうがしっくりくる(笑)。その一夫さんが新入社員の教育をしてくれるので社長とも距離が近いですし、社員もみんな仲がいいですよ。

06

目標を教えてください

社名に「運送」とついていますが、弊社は輸出入事業やシェアオフィスを運営したりと、ビジネスの幅が広いんです。今後、就職活動する人から「面白そうな会社だな」と思ってもらえるような会社になったらいいなと思います。

07

学生時代に役立った
経験はありますか?

学内サークルでアカペラをやっていて大会などにも出場していました。そのときの経験があったおかげで、物怖じしなくなったと思います。あと、サークル内にはいろいろな人がいて、すれ違いが生じたときに、お互いが落ち着く部分を探る調整役になっていたので、それが仕事でも役立っています。

08

就活生にメッセージを

面接などでは緊張してしまうと思うのですが、一期一会を大事にして、面接でも「会話を楽しむ」くらいに考えたらいいのではないかな、と思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 7:00

    起床

    早起きができた日は、映画を流しながら朝ごはんを食べます。私、ジム・キャリーの映画が大好きなんです!

  • 8:20

    出勤

    車通勤です。出社後はメールチェックに始まり、書類作成に取り掛かります。

  • 12:00

    昼食

    近くの回転すし屋で毎日食べています。季節ごとのフェアがあるし、サイドメニューもたくさんあるので、全然飽きないですよ(笑)。

  • 13:00

    午後の勤務

    午前に引き続き、書類作成や配車などの業務を行います。

  • 17:00

    退社

    退社後はスーパーに立ち寄って食材を購入します。

  • 18:00

    帰宅

    ほぼ毎日自炊しています。最近車を購入したので、節約生活です!

  • 0:00

    就寝

    就寝までの時間は、大好きな映画を観て過ごします。

  • 休みの日の過ごし方

    10:00ころに起きて、映画を観ながらご飯を食べます。それから重い腰を上げて(笑)、大好きなイオンモールに行ったり、仙台駅周辺で買い物をします。あとは、会社の同期や大学の同級生と遊んだりすることもあります。写真は同級生のみんなと台湾に旅行した際のものです。

  • わが社の自慢ポイント

    レクリエーションがいろいろあることです。なかでも年に数回行われているのが、「24時間耐久焼肉大会」(笑)。喫煙室にホットプレートを並べて、だれでも好きな時に肉を焼いて食べられるイベントで。午後に始まるので、夕食で食べて、翌朝出社したときにまた食べて…。ドライバーさんが夜の飲み会に参加できないので、こういうイベントができたみたいです。

経営陣へのインタビュー

丸山運送が大事にしているのは、
とにかく「人」

代表取締役
三浦 一夫 さん

1962年創業の「株式会社丸山運送」は、たった1台のトラックから始まり、今や運送業から輸出入事業、倉庫業、システム開発から不動産賃貸事業まで多岐にわたるビジネスを展開しています。三浦社長は「父が創業者で、私が事業を受け継いだ時にはお得意先が一社しかなかった。『安定はしているものの、これ以上の伸びはない』と思い、さまざまな免許を取って事業を多角化してきたんですよ」と話します。
「経営において大切にしていることは『人』ですね。運送会社はドライバーから営業までとにかく『人』が大切だと考えます」と三浦社長。その言葉通り、社の次世代を担う人材を育てるため、2018年から「フレッシャーズキャンプ」という独自の教育をスタート。「社会に出て最初に入る会社のカルチャーって大切だと思いますので、新入社員に弊社のカルチャー、そしてリーダーシップについて1年で習得してもらうプログラムを始めました」。その結果、いろいろな視点で物事を見ることができるようになり、加えて発表力が大幅に向上するなど、研修を受けた社員自身が「こんなに成長できると思わなかった」と驚くほどの効果があったとか。
さらに、これから先を見据えた「the080ビジョン」も提唱。これは、社内から80の事業、80人の経営者を生み、1事業につき年間1億円の売上を計上して80億円企業を目指すというもの。「なりたい最高の自分になるために自ら考えて行動できる方は、ぜひ弊社に来ていただきたい」。
丸山運送は、これからも「人」を育て、その「人」によって生み出されたさまざまな事業で、東北経済をけん引していくことでしょう。

企業情報

所在地
仙台市宮城野区港4丁目1番地2
電話番号
022-254-2133(2020年1月現在)
2020年度
新卒募集人数
10名
過去の採用実績
弘前大学・岩手大学・東北学院大学・仙台白百合女子大学・山形大学 他
公式
ホームページ
https://www.the080.co.jp/

学生の私たちも取材に同行しました

Interviewer

東北学院大学増川 奈瑠美 さん

これまで運送会社に3Kのイメージを持っていましたが、若手社員のみなさんが生き生き働いているのを見て、それが大きく変わりました。社長を「一夫さん」と呼んでいて距離が近いのも素敵だなと思いました。運送会社の仕事に魅力を感じたように、これからも社名にとらわれずにいろいろな会社を知っていきたいです。