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PERSON #66

株式会社シムネット 

UXシステム開発部

遠藤 幹 さん

ENDO MOTOKI

岩手県立大学卒業 2022年入社 

2023年度取材

就活は自分の理解を深める時間

小学校5年生のときにはすでに自作のブログを開設するなど、ITに親しんできたという遠藤さん。大学も就職も自分の好きな道に進み、生き生きと仕事をする遠藤さんにお話を伺いました。

01

この業界を選んだ理由は?

小さい頃からパソコンが好きで、分解したりして遊んでいました。小学校5年生のときにはホームページビルダーというソフトを使ってブログを書いたりしていました。また、高校生のときに地元の路線バスの時刻表を見ることができるアプリを開発して、みんなに使ってもらって、ITとかアプリをつくることが好きだなと思ったので、ソフトウェア情報学部ソフトウェア情報学科に進学しました。卒業後も自分の好きな道に進んだ感じです。

02

この会社を選んだ理由は?

私の実家は福島県で、仙台で働きたいと思っていました。また、IT業界でも、自社で開発から運用まで一貫してやっているところってあんまり多くないんです。そういう中でシムネットの説明会に参加して、社内ブログで、日々の業務とかイベントなどが結構公開されていて。そういうものを読んで自分も働いてみたいと思ったんです。仙台は実際に住んでみてもとてもいい場所で、薬師堂や秋保などが特に好きです。

03

現在、どんなお仕事をされていますか?

「みんなのペット健康専門店」という、ペットフードなどを扱っているECサイトの保守や新しい施策、開発をしています。

04

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

自分が開発した機能をリリースできて、使っていただいているお客様をみることができるところですね。お客さまが使ってくださったということは数字というか履歴で残るんです。

05

仕事で大変だと思うことはどんなことですか?

日々のタスクがあるのですが、「これぐらいの予定で終わるよね」という見積もりが実際は難しくて時間かかってしまうときは大変だなと思います。ただ、そういうときは、自分の上長に進捗とかを伝えます。結構、自分で難しく考えすぎていることもあるんですよね。詰まった段階でちょっと上司に相談できる風通しの良い職場でよかったです。

06

シムネットはペットに特化したITサービスを行っていますが、遠藤さんご自身もペットは好きですか?

動物では、ダチョウが好きです。顔が小さくてまつげが長くて、かわいいと思います。いつか飼ってみたいですね。

07

今後の目標を教えてください

今まだ入社2年目でタスクをこなすだけで精一杯ところがあるのですが、自分でサービスの提案をしてそのプロジェクトに関わり、売り上げもどんどん上げていくようなエンジニアになりたいです。もちろん、エンジニアとしての技術力も上げたいと思います。

08

学生時代の経験が役立ったことはありますか?

ライブラリアテンダントという図書館で書籍の整理をするサークルに入っていて、そこで図書館アプリを開発して、検索が簡単にできるようにしたんです。自分の好きなところとサークル活動を結びつけることができたのはすごくよかったと思っています。

09

就活生にメッセージを

就活は自分の理解を深める時間だと思います。自分の強みや弱みを改めて振り返るきっかけなのだとポジティブに考えることが大事です。あと会社説明会などに足を運んだ際の直感を大事にするのって大事だな、と。有給の日数とか福利厚生も大事ではあるんですけど、会社説明会で実際に働いている社員さんを見て、「この人たちがいる職場ならやっていけそう」と思えることも大切だと思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 8:00

    起床

    朝はだいぶ弱いので、ギリギリまで寝ているタイプです。朝飯は完全栄養食でカロリーを摂って、8:30には家を出て会社に行きます。

  • 8:50

    出社

    まずはパソコンを開いて、社内サービスを開いて勤務開始を記録します。午前中は基本的に前日に残っていたタスクをやる感じです。例えば、前日などにリリースした機能などで不具合があったら、その優先度を上げます。

  • 11:40

    昼食

    お昼は早めに取ることが多いです。会社の近くで外食したり、コンビニで買ったりしています。

  • 12:40

    午後の作業

    午前から引き続いてのタスクをこなします。

  • 18:00

    退社

    だいたい定時に帰ることが多いです。退社後は大体ジムに行って、筋トレをしています。

  • 20:00

    帰宅

    家に帰ったらご飯を食べて、その後は自由時間です。今は取りたい資格があるので、その勉強の時間にあてています。

  • 00:00

    就寝

  • 休みの日の過ごし方

    休みの日も基本的にジムに行きます。それ以外では、友達と遊びます。ポケモンGOをしながら散歩したりしています。

  • わが社の自慢ポイント

    アクティブな人が多くて、部活動も盛んなんです。ラーメン部とかゲーム部というのもあって。ゲーム部では、金曜の夜に休憩室でみんなでゲームをするんですよ。いつか僕の趣味の筋トレ部もつくりたいと思います。

経営陣へのインタビュー

我々のサービスでよりよい社会をつくる喜びを感じてほしい

代表取締役 
田中 理 さん

ペットと人間がより豊かに共生できる社会を目指して、マッチングサービスなどのウェブメディアを運営している株式会社シムネット。田中社長は「ITのウェブサービスをいくつかやっていて、メインのサービスは、『みんなのブリーダー』というペットの繁殖をしているブリーダーさんたちと、ペットを飼いたいというお客さまをウェブ上で繋ぐマッチングサービスです。サービス開始から十数年になりますが、業界ナンバーワンになっています。また、ペットを飼った後の暮らしの部分で、ペット商品のECサイトや、オーナーさん同士がコミュニケーションを取れるコミュニティサイトなどを運営しています」と事業内容を教えてくれました。
 もともとは学生ベンチャーとしてスタートしたというシムネット。田中社長は、事業拡大にあたって採用された最初の社員だったそうです。「創業者も私もエンジニアで、自分たちがつくったもので世の中が動いていくというのがすごくうれしくて。ですので、経営理念は『つくるよろこびを、つかうよろこびへ』で、これを私はとても大切にしているんです」と、田中社長は話します。それゆえ、社員ひとりひとりにたくさんのことを問いかけるのだそうです。「サービスや事業について自分事としてとらえてほしいので。向き合わなきゃいけない大変さはあるけれど、それによってよい社会を作るとか、自分が考えたことが世に出る喜びを感じてほしいですよね」。
 最後に、就活を控えた学生のみなさんへのメッセージを伺いました。「妥協はしなくていいと思うんですよね。まず、興味のあるところにぶつかっていってほしいなと思います。自分のやったことって結局どっかで返ってきてくれて、裏切らないと思うんです。だからまずは一旦極めてみたらいいと思うんですよね」。
 ペットが好き、ITで社会を変えていきたいと思う学生のみなさんは、ぜひシムネットの門戸を叩いてみてはいかがでしょうか。



企業情報

所在地
宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目1番1号 JR仙台イーストゲートビル6F
従業員数
117名
2023年度
新卒募集人数
2名(エンジニア・総合職)/25新卒
過去の採用実績
・新卒採用実績人数
 2021年1名/2022年3名/2023年10名/2024年1名(予定)
・新卒採用実績校
 津田塾大学大学院、東北大学、山形大学、秋田県立大学、岩手県立大学、東北芸術工科大学、会津大学、学習院大学、東海大学、東北学院大学、東北工業大学、仙台高等専門学校、佐世保工業高等専門学校、新潟高度情報専門学校
公式
ホームページ
https://www.simnet.co.jp/

学生の私たちも取材に同行しました

01

会社に入ってから成長したことはありますか?

生活リズムという面では、社会人になってからは安定するようになりました。また、コミュニケーション力も高まったと感じています。例えば、上司に報告、相談をするという場面は、社会人になってからとても増えました。このような、社会人として不可欠なコミュニケーションスキルが成長したと思います。

02

大変と楽しいの割合は何対何ですか?

大変と楽しいの割合は3対7です。小学5年生から趣味でプログラミングをやってきて、学生時代もその趣味を続けてきて、それを仕事にしています。そして、仕事とプライベートをバランスよく充実できているので楽しいです。そして、仕事自体は大変な面があり、苦労することがありますが、それをやりきれば、やりがいを感じることができるので、大変なことも自然と楽しいことになっています。

Interviewer

東北学院大学輕部知紘 さん

お話を聞く中で、自分の好きなことを極めることの大切さを感じました。就活では、必ず学生時代に何をしてきたかについて話します。しかし、学生の時に自分の好きなことが明確にあり、さらに極めている人はごくわずかだと思います。今回の取材を経て、自分の好きなことは何なのか、改めて問いなおすきっかけになりました。

Interviewer

東北学院大学鈴木里音 さん

経営理念の「つくるよろこびを、つかうよろこびへ」を大切にしていて、その理念により喜びが会社とお客様に循環し、良いサービスとなっているのだと分かりました。田中さんも遠藤さんも仕事を楽しんでいて、好きなことで仕事に取り組んでいくことが大事だと学びました。私も楽しめる仕事に就きたいと思いました。