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PERSON #37

株式会社ナナイロ

ユーザーアプリケーション事業部

松浦 圭佑 さん

KEISUKE MATSUURA

山形大学大学院卒業 2020年入社

2020年度取材

会社をどうやって大きくするか、
いずれ考えていきたい

山形大学大学院でプログラミングを学び、
自身の技術力向上のために株式会社ナナイロへの
転職を決めたという松浦さん。
入社後4ヶ月目ではありますが、
将来のビジョンを持ち、仕事にまい進しています。
そんな松浦さんに、仕事について話を聞きました。

01

この会社を選んだのは
なぜですか?

新卒で入ったのは、車のアンプやカーナビなどの音響機器を作る県外のメーカーでした。3年半勤めましたが、大手メーカーだったのでプログラミングに携わることがなく、自分の技術力が身につかないと思いました。それで、自分でモノを開発したいという気持ちが高まったこと、ウェブ系の開発に興味が高まったことから、この会社を選びました。

02

どんなお仕事を
されていますか?

プログラミングがメインです。先輩や上司が設計した設計書に合わせてプログラミングし、ウェブサイトやアプリを作っています。社内の勤怠管理システムや、企業のサービスを管理するシステムなどに携わっています。

03

仕事のやりがいは
どんなところに感じますか?

自分で作ったモノが動くのを見れるのが、うれしいですね。メーカーで働いていた時には、製品ができあがってからやっと動作をみられる感じでしたが、今は作ってすぐ目に見えるし、進捗が確認できます。あとは、自分の学んだ知識をすぐに仕事に生かせるのもいいな、と思います。

04

お仕事をする上で
心がけていることは何ですか?

勉強を欠かさないことです。出勤前や始業時間前など、ちょっとした隙間時間にもプログラミングの勉強をしています。

05

目標を教えてください

まずは技術力を身に着け、いずれは設計、そしてお客さまからの要望を聞くだけでなく、提案できるくらいになれたらいいなと思います。さらにその先は、会社を大きくするためにどういうことができるかも考えていきたいです。

06

学生時代に役立った経験は
ありますか?

大学院の研究室で学んでいたことが役立っています。論文を書いたり、学会での発表の機会もあったので、「なぜこの結果になったか」の根拠づけや、論理的思考が身につきました。どのようなことでも無駄になる経験はないと思いますので、学生のみなさんには興味あることがあったら物怖じしないでチェレンジしてみることをお勧めします。

07

就活生にメッセージを

自分が働いていく上で何が大事なのか考えることが大切。例えばそれは、仕事内容なのか、給料なのか、プライベートなのか。何を重要視するか考えて、周りに流されないことです。学生時代の私は周囲の意見に流されて、就職活動を進めてしまっていたと感じています。自分軸を持つといいのかな、と思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 6:30

    起床

    朝食を食べて身支度をし、8:00に家を出るまで勉強をします。

  • 8:30

    出社

    始業時間までプログラミングの勉強をします。

  • 9:00

    始業

    メールチェックと1日の作業内容を確認します。現在、2つのプロジェクトを走らせています

  • 12:00

    昼食

    持参したお弁当を食べます。

  • 13:00

    午後の仕事開始

    午前中から、引き続き、プログラミングを行います。

  • 17:30

    終業

    まっすぐ帰宅します。

  • 18:00

    帰宅

    掃除などの家事全般を行い、夕食を食べます。夕食後は、お風呂までリラックスタイムにしています。

  • 20:30

    風呂

    お風呂上りは、勉強の時間にあてています。

  • 23:30

    就寝

  • 休みの日の過ごし方

    趣味でバドミントンをしていて、チームに所属しています。休日はバドミントンの練習に行ったり、練習がない日には買い物や家事をして過ごします。アウトドアも好きなので、夏場はキャンプや釣りに出かけることも。

  • わが社の自慢ポイント

    弊社では、クラフト・ホーム・ペットグッズを販売している「STARRY(スターリー)」という店舗を運営しています。オンラインショップがメインですが、仙台市中心部の一番町に実店舗もかまえています。地元の伝統こけし工人が作った今までにない新しいこけしの新商品や、地元で活躍している陶芸作家の作品も積極的に販売したりしているんですよ。

経営陣へのインタビュー

社会的ニーズに応えるため、
ホールディングス化を目指す

代表取締役社長
中嶋 竜大 さん

ソフトウェア開発をメインに、デザイン、コンサルティング、ICTを活用したサービスを展開している株式会社ナナイロ。中嶋社長は「ここ最近ではIT×クリエイティブに重点をおいて、ソフトウェアなどのITサービスと高品質のデザインをワンストップで提供しています」と話します。
2016年に、ソフトウェアサービスを展開する株式会社PRO&BSCと中嶋社長が率いていた株式会社Sunnydayが合併し、現在の業態に。「もともとがベンチャーの集合ですから、弊社では社内ベンチャーを推奨しています。メインの事業部でも、もうすでに10のプロジェクトが入っているんですよ」と、中嶋社長。社員の副業も許可しており「この会社での業務内容とかぶらないのであれば、何をしてもいいことになっています。働き方は、ひとそれぞれですから」と語ります。
中嶋社長に将来の展望を伺うと「短期的目標としては、今ある仕事をしっかりこなし、一緒に働いてくれる仲間を増やすこと。長期的目標としては、会社をホールディングスにして事業部ごと発展させ、社会的ニーズに応えていくことです」と答えてくれました。
そして、自身の学生時代の経験を踏まえて、学生へのメッセージを伺うと「何かを突き詰めて勉強するということが、とても大切だと思います。たとえそれが仕事に直結しないことだとしても、その経験はいつかきっと役に立つはずです」とおっしゃっていました。
今や私たちの生活と切り離すことができないICT。これからも伸びしろしかないこの業界で、ナナイロがどんな飛躍を遂げるのか、楽しみです。

企業情報

所在地
仙台市青葉区本町2-3-10仙台本町ビル3F
電話番号
022-200-9006
従業員数
101名
2022年度
新卒募集人数
6名
過去の採用実績
東北学院大学、東北工業大学、東北大学、東北福祉大学、山形大学 等
公式
ホームページ
https://nanairo-inc.jp/

学生の私たちも取材に同行しました

01

尊敬する先輩とその理由を教えて下さい。

技術力のある先輩で、わからないことがあったときに質問をすると、どんなことを聞いても必ず答えてくださるので、とても尊敬しています。前の職場にも尊敬している方がいました。自分よりも年下ですが、1年先に入社した先輩で、わからないことがあれば他の人にすぐに聞く、アクティブで物怖じしない方でした。行動力がある方はすごいと思います。

02

学生時代と社会人とでギャップを感じたことはありますか?

学生と社会人のギャップとして、一般的に学生にとっては、社会人として働くことはきついと感じるというイメージがありますよね。しかし、私はやりたい仕事に就きながら、学生時代より自由に使えるお金が増えたのでプライベートも充実しています。なので、学生時代と比べて特別つらいとか、大きなギャップがあったとは感じていないです。

Interviewer

宮城大学水谷 文香 さん

最近、自分の将来を考えると、役割や適正はどうかということばかり目を向けていました。そのため、なぜ幅広い事業展開を行うのかという質問に対し、中嶋社長から「単純に楽しいから」という言葉が返ってきたことがとても印象的でした。楽しいと感じる気持ちや意欲を忘れないで仕事ができたらと思います。