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PERSON #42

トータルアート株式会社

マネジメント主任

藤島 奈々 さん

NANA FUJISHIMA

宮城教育大学卒業 2018年入社

2021年度取材

毎日の成長を近くで感じることが
できる、幸せな仕事です

幼いころからの夢を叶え、保育士として
「小田原ことりのゆめ保育園」で働く藤島さん。
子どもたちの成長を見届けることが
なによりの幸せだと話す藤島さんに、
お仕事についてお話を伺いました。

01

この会社を選んだのは
なぜですか?

私は3人兄弟の末っ子で、いつも小さい子のお世話をしたいな、と思っていたんです。それで、保育士になるのが幼いころからの夢でした。学生時代に保育士資格の取得を応援してくれる「小田原ことりのうた保育園」でアルバイトさせていただき、関わってきた子どもたちの成長を見届けたいとの思いから、そのまま就職することを決めました。

02

どんなお仕事を
されていますか?

現在は、「小田原ことりのゆめ保育園」で、0歳児の保育を担当しています。以前は「小田原ことりのうた保育園」で障害児保育を担当していました。

03

「小田原ことりのゆめ保育園」の
特徴はどんなところですか?

音楽やコンテンポラリーダンスなどの芸術を保育に取り入れているところです。年に一度の音楽祭では、みんなで演奏したり音楽に合わせて踊ります。子どもたちも保護者のみなさんも楽しめるイベントなんですよ。

04

仕事のやりがいは
どんなところに感じますか?

子どもたちの成長を見届けることができるところです。話せる言葉が増えた、はいはいができるようになった…など、日常の小さな成長を感じることがとても幸せで、やりがいを感じます。以前いた「小田原ことりのうた保育園」の子どもたちが行事やここの園庭に遊びに来てくれて「なな先生!」と憶えてくれているのも、とてもうれしいです。

05

仕事で大変だと
思うことは何ですか?

当たり前のことではありますが、安全面に最大限の注意を払うことですね。現在0歳児を担当していて、この年齢は最も発達の差が大きいんですね。お子さんによって対応がまったく変わりますし、常に成長度合に配慮しなくてはいけないのは、楽しくもあり大変でもありますね。

06

目標を教えてください

現在、先輩保育士のみなさんと一緒に仕事をしている中で、たくさんのことを学ばせていただいています。私も将来は、後輩たちに「頼もしい!」と思ってもらえるような保育士になるのが目標です。

07

学生時代に役立った経験は
ありますか?

アルバイトです。ここでアルバイトさせてもらったことで、ずっと夢だった保育士になることができました。

08

就活生にメッセージを

どんな仕事にもある、その仕事ならではの魅力をみつけられるといいのかな、と思います。コロナ禍で就活が厳しいという話を聞きますが、目標に向かってがんばってください。

ある日のお仕事スケジュール

  • 7:00

    起床

    ゆったり目に過ごします。朝ごはんをしっかり食べることを心がけています。

  • 8:30

    出勤

    車通勤で職場に向かいます。

  • 9:30

    出社

    子どもたちの保育における必要事項を確認します。その後、保育に入ります。0歳児保育では、おむつ替えやミルクなどの養護が主になります。

  • 11:15

    昼食

    手洗い・給食。給食が来るまで手あそびをしたり絵本を読んだりして楽しい雰囲気を作ります。

  • 12:00

    検温・オムツ交換・寝かしつけ

    子どもたちをお昼寝させます。子守歌を歌ったりトントンしたりと安心できる環境を整えます。

  • 13:00

    日誌等の記入

    子ども達の起床時間までに保育日誌や保護者にお渡しする連絡帳を記入します。

  • 15:30

    午後の保育

    玩具遊びや養護を引き続き行います。

  • 18:30

    終業

    最後のお迎えの保護者の方と園児を見送って、終業です。

  • 19:00

    帰宅

    夕食を作って食べ、飼っている2匹の猫と遊んで、まったり過ごします。

  • 23:00

    就寝

  • 休みの日の過ごし方

    保護猫カフェで出会って迎えた2匹の猫と遊びながらまったり過ごします。また、アーケードに行ってショッピングを楽しむこともあります。

  • わが社の自慢ポイント

    年に一度行われる「音楽祭」です。3歳以上の園児は、鍵盤ハーモニカなどの楽器を演奏します。保育士である私たちも、保護者のみなさんも子どもたちと一緒に楽しむことができるイベントになっています。

経営陣へのインタビュー

感性を大切にした保育で、
子どもたちの健やかな成長を

代表取締役
平間 真一 さん

2006年に仙台市宮城野区に「小田原ことりのうた保育園」を開業したトータルアート株式会社。現在は、企業主導型保育園である「小田原ことりのゆめ保育園」「小田原ことりのゆめ保育園分園」の3施設を運営しています。平間社長は「仙台での待機児童の問題解決の一翼を担いたい」との思いから、特に要望の多かった小田原に保育園を設立しました。2015年からは認可保育園に移行し、のびのびとした保育を行っています」。
学生時代からクラシックギターに慣れ親しみ、国際的なギターコンクールで第2位に輝いた実績を持つ平間社長。その社名からも推し量れるように「私がクラシックギター、息子と娘は長くクラシックバレエを学んでいたことから、当保育園ではアートに対する感性を大切にしています」と話します。また、地域の方たちとの交流も重んじていて、「園児や保護者のみなさんで作り上げる『音楽祭』や無料の『親子バレトン教室』を催し、楽しんでいただいているんですよ」と教えてくれました。
少子化社会ではありながらも、今後ますます必要とされる保育園。「保育士それぞれが持つ特長を活かしながら、子どもたちの健やかな成長に関わっていければと思います。そして保育園を通じて知り合った人たちに、どんな小さなことでもいいので、『何か』を伝えていきたいですね」。
子どもたちの輝く笑顔のため、平間社長と保育士のみなさんの奮闘は続きます―。

企業情報

所在地
仙台市宮城野区小田原2丁目1-32
電話番号
022-292-3482
従業員数
47名
2022年度
新卒募集人数
1名
過去の採用実績
白百合女子大学 東北福祉大学 宮城教育大学 東北学院大学 宮城学院大学
公式
ホームページ
http://www.totalart.info/

学生の私たちも取材に同行しました

01

お仕事を通して、どんな時に嬉しさを感じますか?

「ハイハイができなかったけど、ある日一歩進むことができた」など、子どもの毎日の成長や変化に立ち会えることが嬉しいです。なにより、保護者のかたと話し合いながら、介助をしてかかわりを持ってきたからこそ、子どもの成長を見れた瞬間はいちばん嬉しいです。いまは0歳児を担当しているので、変化や成長が毎日のように起こっています。そうした成長が毎日見られるから、毎日が楽しいですね!

02

尊敬する先輩(同僚)とその理由はなんですか?

職場の先輩の保育士です。私はなかなかいうことを聞いてくれないやんちゃな子どもがいると、どうしても感情的になってしまうことがあるのですが、その先輩の保育士さんはいったん子どもの行動を受け止めてあげて気持ちを代弁することができるのですごいなと思います。私も先輩のように、もっと広い心で子どもの気持ちを理解できるような保育士になりたいです。

Interviewer

東北大学髙橋 冬馬 さん

地域の方々との交流を通して保育活動に取り組む点が非常にユニークでした。乳幼児に対して芸術を通じて関われることを聞いて、良い情操教育であることはもちろん、関わる方の個性も輝いているのが伝わりました。保育活動を通して地域の方を元気づけている点が、トータルアート様の一番の魅力だと感じました!

Interviewer

東北大学鈴木聖也 さん

保育士として働くことにすごくやりがいを感じている様子が印象的でした。職場の環境や生活のスタイルにも全く不満がないと話していましたし、何より子どもの成長を支援することがすごく好きだと話されていました。自分の好きなことややりがいに感じることを仕事にできてすごくうらやましく思いました。