PERSON #91
錦エステート株式会社
設計部 リーダー
髙橋 美空 さん
MIKU TAKAHASHI
長岡造形大学卒業 2023年入社
2025年度取材
お客さまの『願い』や『夢』の実現に、真摯に向き合っています
新卒で務めた設計会社を退職後、将来的なライフワークバランスを考えて、錦エステート株式会社への就職を決めたという髙橋さん。自由な社風で風通しの良い錦エステートで、お客さまのリクエストに真摯に向き合いつつ、プライベートも充実させている髙橋さんにお仕事について伺いました。
この業界・会社を選んだ理由は?
中学生の時に東日本大震災を経験し、人を守る建物、特にこどもたちが安全に過ごせる“ハコ”づくりに興味を持ったことが、この業界を志したきっかけです。新卒ではこども園や学校施設に強い地元の設計事務所に入社しました。その後、個別の建物設計に留まらず、住宅や店舗設計などを通して「街づくり」を手がける当社に魅力を感じました。建てて終わりではなく、その後の交流まで大切にする姿勢にも共感し、入社を決意しました。
Iターンを決めた理由、きっかけは? 仙台で働こうと思った理由は?
前職は、いい経験にはなりましたが、とても忙しかったんです。自分のライフスタイルを見つめ直した時に、もう少しプライベートの時間もほしい、いつか家庭を持った時に少し変えた方がいいんじゃないかと思ったのがきっかけで、仙台で転職活動をすることにしました。
現在の仕事内容と心がけていることを教えて下さい
注文住宅の設計業務を担当しています。お客さまの「どんな家にしたいか」という想いをヒアリングし、プランと見積もりを作成・提出します。ご契約後は、行政への申請業務や、家を具体的に形にするための詳細な設計を行います。心がけているのは、お客さまの「やりたいこと」に真摯に向き合い、プロとして長期的な視点で最適解を一緒に導き出すことです。光熱費や将来の間取りなども考慮し、ご満足いただける提案を常に意識しています。
仕事のやりがいはどんなところに感じますか?
最近になって担当する注文住宅の件数が増えてきて、お客さまとのやり取りをたくさんできるようになってきたんです。お客さまと打ち合わせをして、私がつくった資料に「そんなにやっていただけてありがたいです」などと感謝されると、頑張ってよかったなと思います。お客さまとの距離感も打ち合わせを重ねるごとに近くなってきて、最初は壁があったお客さまから徐々に名前を呼んでもらえて頼りにされていることが実感できたときにやりがいを感じます。そういう時に、もっと「頑張りたいな」と、モチベーションが上がります。
仕事で大変だと思うことは何ですか?
設計するにあたってトレンドを調べることなどは苦にはならないのですが、いろいろな意見が出てきた時に取りまとめることが分譲住宅においては大変なところです。注文住宅は何件も担当しているので、どのお客さんが何を言っていたのかがわからなくならないようにするのが大変です。
今後の目標を教えてください。
注文住宅をたくさん受注して、お客さまがつくりたいと思える家をたくさん一緒につくり上げていきたいと思っています。ほかにも、商業用地で店舗がたくさん建てられているので、そういう店舗の設計や、今後、錦ケ丘には福祉や介護の施設も増えてくると思うので、そういったものの設計に携わっていけるようになっていきたいなと思っています。
学生時代での役立った経験や就活のエピソードを教えてください
学生時代は、課題の提出期限が厳守される環境で、期限管理能力や人前で話すプレゼン能力が鍛えられました。この経験は現在の仕事に役立っています。就職活動では、設計事務所に行くと決めていたので、大学2年からインターンに積極的に参加し、就職媒体は使いませんでした。一方、転職活動では媒体も活用しましたが、応募しすぎて混乱し、ハローワークにも足を運んだことが印象に残っています。
就活生にメッセージをお願いします。
就活は本当に大変で、私も向いていないかもと迷走し、面接で泣いたこともありました。そんな中、当社は「あなたの経験が活かせる」と強く背中を押してくれました。実際、ここでは経験が浅くても病院建設に伴う賃貸プロジェクトなど、幅広い仕事に挑戦し、意見を言う機会があります。諦めなければ、自分を認めてくれる会社にきっと出会えるはずです。応援しています。
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7:00
起床
朝は道が混むので、40分くらいで身支度を整えてすぐ家を出ます。車通勤で、音楽やオーディブルで小説を聴いて通勤しています。男女問わずアイドルが好きで、特に好きなのがなにわ男子。朝から曲を聴いてテンションを上げています。
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8:00
出勤
8:55から始業なので、その前に到着。
朝礼が8:55から。月曜日の朝礼は各部署の進捗確認などがあるので少し長めですが、その他の平日の朝礼は各部署で行われます。設計部はリフォーム部と一緒の島で朝礼を行い、その日1日の流れや予定を発表して全員の今日の行動を把握します。 -
8:55
始業
メールのチェックをして、急ぎで対応すべき案件から順番をつけて進めていきます。特に確認申請など申請関係は役所に平日に申請しないとならないので優先的に午前中に取り掛かることが多いです。メーカーさんも基本平日営業なので、先方の業務時間内、あまり遅い時間にならないように依頼することを心がけています。土日は打ち合わせが多く、午前も午後も打ち合わせが続くことが多いです。キッチンのショールームに同行してお客様と一緒に選んだり、ご提案したりというのもあります。
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12:00
昼食
その日の予定によりますが、だいたい12:00から1時間。お弁当を作って持ってきている日は女子更衣室で食べながらスマホで動画を見たりとか、資格試験の前は勉強をしたりして過ごしています。忙しくてお弁当が作れない時は、会社の人と一緒にランチします。
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13:00
午後の業務
設計提案の資料作りに入ります。壁紙のクロスや床材の色をお客さまにわかりやすく見ていただける一覧表を作成したり、サンプルを取り寄せたり、お客様との前回の打合せから変わったところを直す作業をします。あとは、現場の人に共有する図面をタブレットで見れるようにクラウド上にアップロードするのですが、図面のチェックや、とりまとめ作業などをしています。
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17:55
退勤
試験前は予備校に行く日もあれば、カフェなどで2、3時間勉強をして帰る日もあります。それ以外はスーパーで買い物してから家で夕ご飯を作るようにしています。
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24:00
就寝
日付が変わって24:00過ぎに就寝。試験前まではホットヨガに通っていたので眠りが早かったんですけど、最近は行けてないのでまた行きたいですね。あとはネイルなどをしています。
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休みの日の過ごし方
試験前には勉強が中心でしたが、それ以外だと友達とランチに出かけたり、ショッピングに出かけたり、旅行に出かけたりしていることが多いです。先日は横浜アリーナになにわ男子のライブを観に行きました。シフト制で休みが取れるので、ライブに行きやすいのがうれしいです。
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わが社の自慢ポイント
上司と気さくに話せるほどアットホームで、何でも相談しやすい職場です。新年会や歓迎会に加え、内定式では秋保でBBQをするなど社内イベントも盛んです。毎月給与と一緒にヒルサイドモール館内の食事券が支給されるのも魅力。食事に使ったり、貯めて実家に牛タンを贈ったり、とても助かっています。
弊社は、日本で唯一無二の事業をやっている企業
常務執行役員 管理本部長 渡辺 雄貴 さん
少子高齢化が進む日本。仙台も例外ではありません。しかし、そんな仙台の中にあって、新しく小学校が建てられるほど若い世帯が増えている地域があります。それが、青葉区錦ケ丘です。
その錦ケ丘のまちづくりを行っているのが、錦エステート株式会社。
渡辺さんは「私どもが行っているのは、一般的なニュータウン開発ではなく、一つの街を永続的に生活していける街にする、責任を持って一つの街を作り上げていくという立ち位置で、どちらかというと行政に近いと思います。小学校が2015年、中学校が2019年に開校しているのですが、それも『住民が増えたら学校が必要になる』ということで、そのための用地は確保して誘致にも携わっています。人口減少、少子高齢化が謳われている中で新しい学校がオープンするというのは非常に珍しいエリア。全国でいっても恐らくこのような開発しているのは他にはないと思います」と話します。
活気あるエリアの開発に携わる企業として、どのような社風なのかを伺うと、「規模が大きくない会社なので、みんながいろいろな考えや発想を持ち、意見交わし、『そこまで風通しよくなくてもいいんじゃない?』って思う位、風通しのいい雰囲気です」と笑いながら答えてくれました。そして、「社員としては圧倒的に男性が多いのですが、昨年から、新卒社員も昨年5人採用して4名が女性。徐々に女性率が高くなってきました」と、女性の採用が多くなってきていると教えてくれました。
最後に就活生へのメッセージを伺いました。
「日本で唯一無二の事業をやっている企業だと自負しています。本当の意味でのまちづくりにチャレンジしたいと思う学生さんがいらっしゃれば、ぜひうちを見ていただきたいなと思います」。
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区錦ケ丘1-3-1
- 電話番号
- 022-392-6311
- 従業員数
- 57人
- 2026年度新卒募集人数
- 2~3名
- 過去の採用実績
- 東北芸術工科大学、東北工業大学、東北学院大学、東北福祉大学、宮城大学、仙台大学 他
- 公式ホームページ
- https://www.nishiki-estate.co.jp/
建築の設計をする中で「こども好き」や「女性ならではの視点」
はどんな部分に活かされていますか?
もともとは幼稚園の先生になりたかったんですけど、震災を経験して建物の大切さを実感して、建築の道に進もうって思ったんです。大学では防災や都市計画を学びながら、デザインの楽しさにもどんどん惹かれていきました。こどもが好きって気持ちや、女性ならではの柔らかい感性を活かして、生活に寄り添った提案ができるのが自分らしさかなって思ってます。
自己実現という側面から、この会社で自分にしか出せない強みや役割が、建築や設計の仕事にどう活かされていると感じますか?
うちの大学は女子が多くて、色とか光の表現、柔らかいデザインが得意な人が多かったんです。私もこどもが好きという視点や女性ならではの感性を、住宅設計や内装インテリアに活かせているなと思います。設計部では、平面図だけでは伝わりにくい部分を3Dで立体化して、お客様に見てもらえるので、細かい要望にも応えやすく、自分の強みになってます。
東北福祉大学髙野健太 さん

不動産・建築の知らない世界について髙橋さんから多くの魅力を教わり、教育系専攻の自分としても「こどもが好き」という想いが住みやすい家づくりに新しい視点を与えることにワクワクしました。仕事で自身の強みを生かす大切さにも改めて気づかされ、この姿勢を見習いたいと思いました。
