PERSON #02
株式会社深松組
建築部
山口 将之 さん
MASAYUKI YAMAGUCHI
仙台工業高校卒業 2016年入社
2018年度取材
仕事を通して
復興に役⽴ちたい
12歳で東⽇本⼤震災を経験したことから、
仕事を通して復興の役に立ちたいという
思いを抱いたという⼭口さん。
現在は、震災の復旧復興で大きな役割を担った
株式会社深松組に入社し、建築部門でまちづくりに貢献しています。
この会社を
選んだのはなぜですか?
ものづくりが好きで建築学科に進んだことや、震災を経験し、仕事で復興に役立ちたいと思っていたので、就職も建築関係を希望していました。深松組は、地元仙台の会社であることと、がれき撤去など復旧に大きく貢献した会社だったので、ここで働きたいと思いました。
どんな仕事を
されていますか?
現場監督として、現場の安全管理、職⼈さんへの指⽰や書類の作成を行っています。職人さんはみなさん年上なので最初は緊張しましたが、とてもいい方ばかりですぐに慣れました。現場は気を抜けばケガをする可能性があるので、いつも真剣に取り組んでいます。
仕事の魅力は何ですか?
建築物の接合部分がしっかりとはまって、⾒た目も美しいことを建築用語で「納まりがいい」というのですが、仕上げが難しいような現場で納まりよく仕上がると達成感を感じます。
社会⼈になって
変わったことは?
後先を考えるようになったことです。建築の工程ではひとつ間違えてしまうと、結果はまったく違うものになってしまいます。そこから、自分の取る行動の先に起こることを常に考えるようになりました。また、建築物を見る目も変わりましたね。「これは、どうやって建てたんだろう?」など、ついつい考えてしまいます。
この会社で
目指すものは何ですか?
先輩に頼らず、現場監督として自分一人で現場をまわせるようになりたいです。また、後輩も入ってきたので、いろいろ教えながら自分自身も勉強しないといけないですね。まだまだ今は下っ端ですが、いずれは所長になりたいと思っています。
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6:30
出勤
毎⽇6時に起きて、この時間に家を出ます。通勤は⾞で、時間は30分ほど。
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7:00
出社
休憩場所を開けたり、現場の確認や点検を⾏います。8時からは朝礼に参加します。
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8:30
現場作業開始
現場を⾒て回って、安全管理を⾏います。
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12:00
昼休憩
いつもお弁当を持参しています。自分で作る日もあるんですよ。
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13:00
現場作業開始
現場の安全管理をしながら、明日の作業の段取りを行います。
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17:00
終業
職⼈さんが帰った後の現場を確認し、帰宅します。
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17:30
帰宅
家では、テレビを⾒たりお⾵呂に⼊ったり、のんびり過ごします。
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休みの日の過ごし方
家でのんびりDVDなどを見ることもあれば、アクティブに友人とキャンプや旅行に出掛けることも。また、最近では紅茶にハマっていて、ミルクティーの美味しい淹れ方などを研究しています。
写真は友人と江ノ島観光に行った時のものです。 -
わが社の自慢ポイント
人、そして土地との
縁を大切に
代表取締役社⻑ 深松 努 さん
深松組は、1925年(大正14年)に水力発電所の施工に携わる土木建築事業で創業。その後、建設業、不動産業と事業を拡大してきました。深松社長がお父さまから事業を引き継いだのは、リーマンショックが起こった2008年のことでした。「世界の経済が大きく揺れる中、弊社もこれまでにない事業へ挑戦する必要があったのです」と、深松社長。食料は日本の最大の安全保障であるという思いから農業を始めたほか、震災後には太陽光発電事業をスタート。 また、震災の経験から海外との交流の重要性を感じていたという深松社長は「ミャンマーとのご縁をいただき、現地で賃貸マンションの建設を進めています。日本の建築技術を現地スタッフが熱心に学んでくれているので、将来的にはお互い助け合える関係になれば」と話します。さらに「たまたま沖縄にご縁をいただいて、リゾートホテル業を始めることになりました。ここをきっかけに、東北へも誘客できればいいですね」。
人や土地との「縁」を何よりも大切にする深松社長。これからもその強いリーダーシップと人柄で、深松組の可能性をどんどん広げていくことでしょう。
- 所在地
- 仙台市⻘葉区北⼭一丁目2番15号
- 電話番号
- 022-271-9211(代表)
- 従業員数
- 121名
- 2019年度
新卒募集人数 - 1~5名
- 過去の採用実績
- 東北学院大学・日本大学・千葉工業大学・東北工業大学・東北福祉大学 他
- 公式
ホームページ - https://www.fukamatsugumi.co.jp
東北学院大学相澤 葵 さん
社長のお話を伺ってとても夢のある会社だと思いましたし、そのパワフルな社長の下で働く社員さんが、すごく実直に働いているのが印象的でした。これまで建設関係は怖いイメージがあったのですが、若手社員でも働きやすい会社であることが分かり、この業界に興味がわきました。