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UIJターン経験者
インタビュー

INTERVIEW #07

インタビュー

INTERVIEW #07

インタビュー

京都、横浜での生活を経て宮城県へUターン。

社名
株式会社アイ・クルール

宮城県仙台市を拠点に、不動産仲介、リノベーション、買取再販、不動産再生事業を展開。さらに飲食事業、「8BOOKs SENDAI」等のメディア運営、保険代理店も手掛け、住まいや暮らしに寄り添う「ライフスタイルカンパニー」を目指しています。

氏名
山田 はるひ

宮城県石巻市出身
京都造形芸術大学(現、京都芸術大学)卒業
横浜で就職後、石巻にUターン
2022年 石巻から仙台に移住

京都、横浜での生活を経てUターンした山田さん。自身の成長とクリエイティブな仕事を求め、仙台へ移住を決意。現在は株式会社アイ・クルールが運営する「8BOOKs SENDAI」を拠点に、編集担当として仙台の情報を発信する日々を送っています。

  • Q1. 石巻にUターンをした経緯は?

    生まれも育ちも石巻市で、高校卒業までの18年間を過ごしました。大学進学を機に京都へ移り、卒業後は横浜で就職。カフェ併設のチョコレート店で接客、販売、一部製造の仕事をしていましたが、1年と少し働いた後、新型コロナウイルス感染症の流行を機に、地方で暮らすというライフスタイルの選択肢が生まれ、石巻にUターンしました。

  • Q2. 石巻から仙台に移住した理由を教えてください。

    石巻では、ECサイト運営の仕事を業務委託で受けつつ、フリーランスでデザインやライティングの仕事もしていました。会社員として仕事をしたいという思いはあるものの、当時の石巻にはクリエイティブな職があまりありませんでした。職種や自身の成長を考え仙台に移り住むことを決意しました。

自由に新たなことに挑戦できる社風の中、仕事の幅が着実に拡大中。

山田さんはアルバイトを通して仕事に楽しさを見出し、その後、正社員となりました。自由な挑戦を応援してくれる会社のスタンスもその後押しに。毎日新しいことに出会えるのも今の仕事の魅力と語ってくれました。

  • Q3. 入社のきっかけは?

    8BOOKs SENDAIの立ち上げに関わっていた知人がいたのがきっかけです。「アルバイトを募集するから応募してみない?」と声をかけてもらいました。
    「メディアをやること」「本がある施設であること」がポイントでした。発信する仕事ならクリエイティブなこともできて楽しそうだと感じましたし、もともと本が好きでした。2022年8月末のオープンに合わせてアルバイトを始め、2023年の4月に正社員として登用されました。

  • Q4. アルバイト時代はどんな仕事をしていましたか?

    アルバイトの時は週2~3日勤務し、デザイン業務を担当していました。施設内で開催していたイベントのフライヤー作成のほか、イベントの写真撮影や編集が主でした。イベントの企画立案をすることや 、受付でお客様に施設のご説明をすることもありましたが、デザイン業務の比重が高かったですね。

  • Q5. 正社員になってから、仕事内容はどのように変化しましたか?

    正社員になってからは、トークイベントなどリアルイベントの開催に力を入れました。その後、本格的にメディアを運営することになり、現在は「編集部」として、企画やデザイン全般に関わっています。
    大学生が運営する「カニマガ」と、仙台ライフメディア「Lala」という2つのInstagramメディアを運営。他にも外部の方とコラボした投稿制作や、イベント会社さんが主催するイベントのコンテンツ制作やディレクション、本やZINEを仕入れて外部イベントに出店・販売するなど、仕事の幅が広がっています。
    今後は、8BOOKs SENDAIを起点にしつつ、仙台のさまざまな情報を発信していきたいですね。

住み心地が良くて「会いたい人がいること」が仙台の良さ。

宮城県から一度離れてみて感じたのは、人の奥ゆかしさやあたたかさ。また物理的にも住む場所や通勤のストレスが少なく、仙台の「近すぎず、遠すぎない」人との距離感が心地いいと感じている山田さん。仕事は覚悟を持って進むことが大切と教えてくれました。

  • Q6. 仙台に来てから、生活面での変化はありますか?

    現在住んでいる場所は、仙台駅からは遠いのですが、移動にはバスも利用でき、スーパーなど生活に必要な場所が揃っているので非常に過ごしやすいです。家賃も横浜と比べるとかなり抑えられますね。横浜時代は満員電車がとても負担でしたが、いまは職場まで車で通勤。朝、車の中で一人の時間が確保されるのは精神的に落ち着きます。住居と車は日常に大きく関わる事柄なので、大事にしたいところです。

  • Q7. 仙台は山田さんにとってどんな場所ですか?

    私にとっては、「会いたい人がいること」が、自分に合う土地だと考えています。今までは、それが大学時代に住んだことのある「京都」だったり、地元である「石巻」だったりしたのですが、仙台はそんな街になりつつあると感じています。
    家族や友人以外のコミュニティや、好きなことで誰かと繋がりたいと思うなら、仙台は希望を叶えてくれる街ではないでしょうか。ショップや飲食店で、たまたま居合わせた人と仲良くなったり、友達になったりすることがあり、これは横浜時代にはできなかったこと。日常とは違う刺激が欲しい時に、店で初めて会う人と話すことで、「色々な考え方を持った人が、それぞれの生き方をしている」と感じられます。私にとっては、この「自分と近すぎず、遠すぎない」人との距離感が心地良いです。

  • Q8. 就職や転職に迷っている人たちへのメッセージをお願いします。

    自分が決めた道に覚悟を持つことが大事だと思います。今「楽しくない」と思っていたら、多分一生楽しくない。どこに行っても、自分が楽しめる要素を見つけられれば、どこにいても楽しいはずです。今いる場所に違和感がある人でも、自分らしく輝ける場所にきっと出会うことができると思います。
    仙台は今の私のライフステージに合っている場所。他の誰かも同じように仙台が合うと感じてくれるのなら、それは嬉しいことですね。

企業情報

所在地
宮城県仙台市太白区八本松一丁目13-10 S2
従業員数
58名(2025年9月現在)
業種
不動産仲介事業、リノベーション事業、買取再販事業、不動産再生事業、飲食・サービス事業、メディア事業、仙台Rゲート運営、各種保険代理店
過去の採用実績
2025年 合計10名(新卒1名、中途採用9名)
公式ホームページ
https://i-couleur.co.jp/