アパレル業からトリマーへの転身と移住。大好きな仕事を、憧れの“ローカル”で。

INTERVIEW #06

インタビュー

INTERVIEW #06

インタビュー

アパレル業からトリマーへの転身と移住。大好きな仕事を、憧れの“ローカル”で。

社名: 株式会社MIJウエルネス

複合型ドッグパーク「Bowmu」を運営。Bowmuは、2025年3月にプレオープン、同年5月17日にグランドオープンしました。ビル一棟を丸ごと活用した複合型ドッグパークで、屋内ドッグランのほか、ドッグカフェ、トリミングサロン、ドッグホテルなどのサービスをワンストップで提供しています。

氏名: 川瀬晃子

東京都出身
2023年に東京から宮城県石巻市に移住。
現在は仙台と石巻の2拠点生活を送る。

川瀬さんがアパレル職からペット業界へと転身したのは、「好きなことを長く続けたい」と考えたことがきっかけでした。憧れていた地方移住を果たし、現在は複合型ドッグパーク「Bowmu」の店長として勤めています。リラックスできる環境で大好きなワンちゃんと過ごす日々は「なりたい自分になるための答え合わせのよう」と語る川瀬さんに、お話を伺いました。

Q1. 現在の仕事内容を教えてください。

ワンちゃんの健康と幸せをテーマにした複合型ドッグパーク「Bowmu」の店長を務めています。ワンちゃんの心と体の両面から健康をサポートすることを目指しています。
主に、利用する飼い主様とワンちゃんへの対応を中心に、イベント企画やスタッフのマネジメントなどを行っています。
Q2. 経歴や転職までの経緯を教えてください。

都心で生まれ育ち、アパレル業界で働いていましたが、あるとき「長く好きなことをやるにはどうしたらいいか」と考えたんです。トリマーの仕事は、スキルがあれば年齢を重ねても仕事を続けられるということも魅力だと思います。実家で飼っていたトイプードルに愛情を注いでいたこともあり、「自分にとって一番大切な存在であるワンちゃんに関わる仕事がしたい」という強い想いから、トリマーになることを決意しました。そこから、働きながら専門学校に通い、トリマーの資格を習得しました。
Q3. Iターンを決意したのはどんな理由からですか？

以前からローカルへの憧れがありました。出張で地方へ行くと、食事が美味しく、空気が新鮮で、東京とは時間の流れ方が全く違うことに魅力を感じていたんです。特に石巻には、以前から仕事やプライベートで頻繁に訪れる機会がありましたし、友人がいることも後押しに。「一度行ってみるかな」という気持ちで移住を決断しました。
Q4.仙台・石巻での生活の様子を教えてください。

現在は仙台と石巻の2拠点生活をしています。時間がある日は、仙台の職場近くを愛犬と散歩してから出勤することもあります。休日も愛犬と一緒で、ドッグランや海に出かけたり、ペット同伴可の宿泊施設に旅行したりと、アクティブに過ごしています。
Q5.転職・移住してから、どんな変化がありましたか？

東京で働いていた頃より、心がリラックスしていると感じます。それは大好きなワンちゃんと関わる仕事をしているからかもしれません。ワンちゃんたちのピュアな姿に、日々エネルギーをもらっています。
Q6.仕事のやりがいをどんなところに感じていますか？

お預かりの際は、ワンちゃんにストレスがかからないことを第一に、それぞれの性格に合わせた過ごし方を、飼い主様と話し合って決めています。
ワンちゃんはこちらが興奮していると興奮するし、こちらが落ち着くと落ち着くというように、まるで人間の鏡のようなところがあります。なので、ワンちゃんが今どういう精神状態かを見極め、どう過ごしてほしいかに合わせて、テンション高く話しかける時と、落ち着いて語りかける時を使い分けるようにしています。
そんなやりとりをしながら、ワンちゃんがBowmuで楽しそうにしている姿を目にしたときが一番嬉しく、やりがいを最も感じる瞬間です。
Q7.今後の仕事の展望についてはどのように考えていますか？

お店はオープンしたばかりなので、自分たちに足りないところを見つけ、どんどん成長していかなければいけないと考えています。たくさんの飼い主様とワンちゃんに、安心して楽しく過ごしていただけるよう、サービスの向上を目指して頑張っていきたいです。
Q8.川瀬さんにとって、仕事とは？

私にとって仕事とは、「自分探し」でしかありません。なりたい自分になるための答え合わせを、毎日ワンちゃんと一緒にしているような感覚です。自分の夢に向かって、日々頑張るだけです。