僕は仙台の出身で、小学2年生のときからバスケットボールをしていたので、子どものころから仙台89ERSの試合を見て育ったと言っても過言ではありません。バスケ自体は大学1年生まで続け、プロを目指したこともありましたが、高校生のときに「もしかしたら、チームを支えるほうが向いているかもしれない」と思ったんです。そんな中、大学1年生のときに大学と仙台89ERSの取り組みでインターンシップのチャンスをいただきました。大学2年生になってからは、フロントの活動を支える仕事をさせていただき、スタッフのみなさんとの距離も近くなっていきました。インターンシップ時代に楽しさも苦労も教わりつつ、それでも楽しさのほうが上回っていたので、仙台89ERSへの就職を希望しました。
Voice!
株式会社仙台89ERS
事業部 舩山 椋さん
仙台大学卒業 2020年入社
LAで感じた「スポーツで街を盛り上げる」という熱を、仙台で実現したい
バスケ少年だった時代を経て、憧れのスポーツチーム仙台89ERSでフロントスタッフとして働くことになった舩山さん。「これ以上にやりがいのある仕事はない」と断言する舩山さんの仕事について、お話を伺いました。



チケット販売の設定をメインに行っていますが、業務は多岐にわたります。興行に向けた準備、様々な企画の立案、営業などなど。今シーズンは「Go Toトラベル」を利用して、アウェーの試合にファンのみなさんをお連れする「GoTo ナイナーズ」を企画し、添乗することもありました。
試合に来てくださったお客様が「また来るね」や「楽しかったよ」と言って、喜んでくださる瞬間が本当にうれしいです。先日行った「GoTo ナイナーズ」では、スタッフとして帯同し、お客さまの声を直に聞くこともできました。チームを通して、喜びを分かち合える、喜びを作り上げることができる。これ以上の仕事はないと思っています。
気遣いです。例えば差し入れをいただいたときに、ただ「差し入れをいただきました」と周知するのではなく、お腹が空いていそうな先輩に「いただきものがあるので、召し上がりませんか?」と勧めるとか。それは、ファンの方々に対しても同じだと思っていまして、何を求められているのかを感じて返していくのが大切なのかな、と思います。ただ、すごく難しいので、僕も絶賛学び中です(笑)。
社長を目指しています!仙台89ERSは、初代社長が将監東中学校出身で、現在の社長の志村(雄彦)も将監東中学校出身。同じく将監東中学校出身の自分も、いつか社長になるしかないな、と思っています(笑)。というのは冗談にしても、とにかく仙台を盛り上げていきたいと思っています。僕は、大学時代にLAに留学して、街がスポーツで盛り上がる感覚を肌で感じました。あの熱を、仙台に持っていきたいというのは、今も強く思っています。

やはり大学1年生の時から行っていた、仙台89ERSでのインターンシップですね。今やっている仕事は、ほとんどインターンシップ時代のものを引き継いでいます。
僕は自分の好きなことを仕事にすることができましたが、働くということは想像よりはるかに努力が必要だと実感しています。
初めからなんでもできる仕事はないと思うので、学びながら、なんでも続けることが大切。
学生時代のほうがいろいろチャンスもあると思うので、自分が興味のある業界は、インターンシップなどで実際に体験することができるとよりイメージができて良いかもしれませんね。臆せず何でも挑戦してみてください!
学生から先輩社員へ聞きました

尊敬する先輩と、その理由を教えてください。
インタビュアー 東北大学 菊地 正弥さん
入社してみて、成長したと感じるのはどんなところですか。
インタビュアー 宮城教育大学 柳沢 実波さん
ある日のお仕事スケジュール
起床
必ず家の窓を開けて、朝の空気を取り入れるのが習慣です。
出社
始業
すぐに朝礼が始まります。各部署からの進捗報告やその日のスケジュールの確認をします。業務内容は日々変わりますが、チケット販売システムのメンテナンスや企画ものの内容を詰めたり関係者の方々との打ち合わせを行ったりします。
昼食
最近はお弁当が多くて、頑張って自分で作って持ってくることもあります。ほとんどが冷凍食品ですけれど(笑)
午後の仕事開始
午前の業務を引き続いて行います。
終業
帰りにジムに行くこともあります。家ではTick-Tockばっかり見ています。よく見るのは、Bリーグのほかのチームのものやバスケ関連が多いですね。仕事につながることでもあるのですが、一視聴者として楽しんでいます。
就寝
休みの日の過ごし方

コーヒーが好きなので、オシャレなカフェに行って、意識高い系のイメージトレーニングをしています(笑)。お気に入りは、米ケ袋の「カフェモーツアルト アトリエ」です。広瀬川沿いのベランダ席がすごくステキで、今年の夏は、蚊に刺されながらそこで仕事していました(笑)。

わが社の自慢ポイント

バスケでコミュニケーションを取ります。経験者と未経験者が半々なのですが、みんなで楽しみながらやっています。



経営陣へのインタビュー
バスケで地域を、そして日本を元気にしたい
株式会社仙台89ERS
代表取締役副会長
渡辺 太郎さん
2005年、日本発のプロバスケットボールリーグとしてスタートした「bjリーグ」に合わせ、仙台で産声を上げたプロチームである仙台89ERS。2018年には経営陣が一新され、当時、代表取締役社長として就任したのが渡辺副会長です。東北楽天ゴールデンイーグルスでスタジアムエンタテインメントの責任者として辣腕を振るった渡辺副会長は「僕が仙台89ERSの社長になったのは、地域を、そして日本をバスケの力で盛り上げたいという思いが強かったからです」と話します。
楽天イーグルスに仙台89ERSと、一見華やかに見えるスポーツエンターテイメントの世界ですが「スポーツ興行は、見えない部分でのいろいろな苦労もあるんです(苦笑)。私たちは、お客さまに喜んでいただくことでお金をいただいているわけですが、人に喜んでいただくのってすごく難しいんですね。どういうものを提供したら喜んでいただけるか、常に試行錯誤。ただ、お客さまの笑顔を見たときの喜びは何物にも代えがたいです」。
新型コロナウイルスの影響で日本が疲弊する中、渡辺副会長は「NINERS HOOP」というプロジェクトをスタートさせました。「宮城県内を私たちが試合で回り、その地域のよさを全国のみなさまにご紹介しつつ、地域のみなさまにバスケを楽しんでいただこうというもの。バスケで地域を元気にする、という私たち仙台89ERSが目指すものがまたひとつ形になりました」。
今後は「スポーツエンターテイメントの世界で働きたいという人がもっと増えるように、業界全体の底上げに貢献したい」と話す渡辺副会長。その高い志のもとに、きっと多くのファンや人材が集い、これからの仙台・宮城を盛り上げていくことでしょう。
私たちも取材に同行しました

取材協力
東北大学
菊地 正弥さん
取材協力
東北大学 菊地 正弥さん
舩山さんは、子供の頃からの憧れを就職によって叶えた方でした。大好きなバスケットボールに関わりつつ、自分の仕事の成果がすぐローカルニュースで放送されるため、やりがいの実感も大きいといい、イキイキした社会人生活を送っていらっしゃいます。まさしく就職活動の理想の形で、自分も多くを学ばせていただきました。

取材協力
宮城教育大学
柳沢 実波さん
取材協力
宮城教育大学 柳沢 実波さん
「仙台を盛り上げたい!」という強い意志と情熱を全身に感じた取材でした。仙台89ERSは仙台に住めば一度は必ず耳にします。そんな華やかさの裏には、細やかなPR、販売、気配り、研究がありました。でも一番感じたのは、人と人との繋がりを大切にし、かつ社員の皆さんがそれを楽しんでいること!毎日が楽しくなりそうなエネルギッシュさを頂けたような気がします。
企業情報

所在地 | 仙台市太白区あすと長町1-4-30 S101 |
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電話番号 | 022‐281‐8562 |
従業員数 | 社員12名(他取締役3名) |
2021年度 新卒募集人数 | 2名 |
過去の採用実績 | 仙台大学、宮城大学 |
公式ホームページ | https://www.89ers.jp/ |
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