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宮城交通株式会社

仙台南営業所 運転士 佐藤 利輝さん

国士館大学卒業 2018年入社

とにかく丁寧な運転を心がけています

旅が大好きで、「旅先では鉄道、バス、船などさまざまな移動手段で移動することがモットー」だという、佐藤さん。そんな佐藤さんが就職先に選んだのは、出身地である南三陸町に近い仙台に本社を置く宮城交通株式会社でした。運転士として日々、お客さまの“足”となり活躍している佐藤さんに、お仕事について伺いました。

01この会社を選んだのはなぜですか?

旅行が好きで、バスや鉄道など交通インフラでの就職を考えていました。そんな中でも、自分で車を運転することが好きだったことから、バスの運転士の仕事を東京と仙台で探しました。僕は南三陸町の出身ですので、地元に近い仙台での就職を決めました。

02どんなお仕事をされていますか?

運転士として、路線バスと高速バスの運転を行っています。その日によって担当する路線が変わります。

03仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

運転中、ミラー越しにお客さまが見えるのですが、お客さまが眠っている姿を見ると、安心していただけているのかな、とうれしくなります。もしかしたら、ただ疲れているだけかもしれないですけど(笑)

04お仕事をする上で心がけていることは何ですか?

運転の上手い下手はあると思いますが、僕はとにかく丁寧な運転を心がけています。高校卒業後すぐに普通自動車免許を取って、大学生の頃は東京にいて運転する機会がなかったのですが、実家に戻ったときに運転練習をしていました。大型二種は会社に入ってからとらせてもらったのですが、やはり運転が好きだというのは変わりません。だからこそ、安全運転でお客さまに安心を提供したいと思っているんです。

05目標を教えてください

現在、仙台-山形間の高速バスを担当させていただいているのですが、今後は、仙台-名古屋間など、より長距離の都市間のバスに乗務したいです。

06学生時代に役立った経験はありますか?

アルバイトです。僕は、ホテルの宴会場や鉄道会社で働いていました。鉄道会社のアルバイトは、朝のラッシュの満員電車に乗客を押し込む仕事をしていました(笑)。「お客さまがあっての仕事」だというのを、このアルバイトで学んだ気がします。

07就活生にメッセージを

自分が進みたい業界だけでなく、いろいろな業界を見てみるものいいのではないかと思います。思いもよらない発見があるかもしれません。

学生から先輩社員へ聞きました

今のお仕事について、入社前のイメージとのギャップはありましたか?

思っていたよりきつい仕事でした。出社時間が5時台、6時台の日もあり、とにかく朝が早いです。特に冬の朝に滑り止めのために10キロ以上あるチェーンをタイヤに巻く作業は今でも大変です。入社前はお客さんの視点でしか見えていなかったので、バスの運転手というと、バスを1日運転しているイメージのみでした。しかし、見えないところでも色々と業務をこなしています。

成長したことはなんですか?

バスは路線や車体によって必要とされる技量や経験値があり、仕事をしていくうちに新しい路線を任されるようになります。自分の運転できる範囲が広がることで成長を実感できました。また、お客様に余裕を持って対応できるようになり、そこにも3年間の成長を感じています。

インタビュアー 東北大学 齋田 涼裕

ある日のお仕事スケジュール

5:00

起床

身支度を整えて、出社します。

6:00

出社

最初にアルコールチェックを行います。弊社のアルコールチェックはとても厳しく、うがい薬や喫煙でも検出されてしまうほど。万が一アルコールが検知されて乗務できない場合は、即懲戒処分です。なので、休みの前日以外は飲酒しません。アルコールチェックの後は、車の点検。最後に点呼場に行って健康状態のチェックや運行路線に関する指示を受けて乗務開始です。

11:00

昼食

妻が握ってくれたおにぎりを持ってきています。

12:00

午後の乗務

スケジュールに則って、運行します。

16:00

退社

家に帰ってゴロゴロします。夕食を食べて、スマホをいじって。最低6時間は眠るようにしているので、睡眠時間を逆算して就寝時間を決めます。

22:00

就寝

休みの日の過ごし方

車が好きなので、目的地は特に決めずにドライブに出かけます。先日は、職場の先輩たちと女川、石巻をドライブしてきました。

わが社の自慢ポイント

弊社には、社員の交流を目的とした「社内クラブ制度」があります。フットサルやマラソンなどのスポーツ系クラブや、動物愛好会、ボーリングなどのクラブがあり、会社から活動費用の補助を受けて活動しています。クラブへの加入は自由ですし、有志で新しいクラブを作ることも可能です。活動頻度はクラブによってさまざまですが、普段なかなか話すことのできない方との交流を通して、楽しく活動しています。

経営陣へのインタビュー

柔軟に対応しながら、安定成長を目指していきます

取締役 総務部長
水野 佳久さん

宮城交通株式会社は、宮城県内一円で路線バス、高速バス、貸切バス、スクールバスを運行。グループで約600両の車両を持ち、旅行サービス、自動車学校、整備会社を含めてグループ全体では約1100人の従業員を抱えています。
水野さんは「このコロナの影響により、春先の観光バスの需要はほぼ全滅。夏場からようやく修学旅行の需要が増えてきました。また、現在行われているGo To キャンペーンの商品で多くのお客様にご参加いただいております。感染予防をしっかりしていることを実際に見ていただくことができましたので、『これなら安心』と、リピーターになっていただくことを期待しています」と話します。しかしながら「学生はリモート授業、通勤も自家用車や自転車に切り替える方がいるなど、路線バスの利用者はコロナ前の水準には回復していません。今後は、100%に戻らないことを前提に事業計画を変えていくことが必須です」と。
新型コロナウイルスだけでなく、少子高齢化や今後普及が進むとみられる自動車の自動運転など、バス業界はこれまでのビジネスの常識が通用しない局面を迎えています。「新しい発想が必要になってきますので、自ら変化を起こせるようなアイデアと行動力を持った人に来てほしいですね。私たちは、やはり生活のインフラで必要とされている仕事なので、柔軟に対応しながら永く成長していかなくてはいけません」。そして「宮城交通株式会社は、昭和45年に3社のバス会社が合併してから今年で50周年を迎えました。100年企業として、さらなる50年に向けての安定経営を目指します」。
 “宮城県民の足“が、時代の流れとともにこの先どう変化していくのか、楽しみです。

私たちも取材に同行しました

取材協力
東北大学
齋田 涼裕

取材協力
東北大学 齋田 涼裕

今回の取材に同行をして、宮城交通で働く方々の明るく笑いの絶えない雰囲気にとても惹かれました。中途採用の方も多く、先輩・後輩関係なく意見を言える風通しの良い職場というのは、とても理想的だと思いました。また、「コロナウイルスや自動運転とどう向き合っていくか」など、“新しい時代のバス会社がどうなるのか”というお話も興味深く、今後も注目していきたいと思いました。

企業情報

所在地 仙台市泉区泉ヶ丘3丁目13-20
電話番号 022-771-5311
従業員数 739名(令和2年3月31日時点)
2021年度新卒募集人数 10名程度
過去の採用実績 東北大学、宮城大学、東北学院大学、東北福祉大学、東北工業大学など
公式ホームページ http://www.miyakou.co.jp/top.php