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株式会社チャレンジドジャパン

生活支援員 行場 早紀さん

東北福祉大学卒業 2019年入社

利用者さんと企業のマッチングがうまくいくと、本当にうれしいです

東日本大震災をきっかけに、「人の役に立つことがしたい」と考え始めた行場さん。大学で福祉について学び、障がい者の就労支援を行う「株式会社チャレンジドジャパン」に就職しました。尊敬できる先輩たちに囲まれながら「日々勉強中」と話す行場さんに、仕事について伺いました。

01この会社を選んだのはなぜですか?

“福祉施設”といってもいろいろな分野があり、私はどういうところに就職しようか考えていました。そんな時、“就労支援”に関わっている方が大学に来てお話をしてくださったんです。人にとって仕事はとても大事なことだと感じ、そのお手伝いができるのが素敵だなと思いました。そこで、就労支援を行っている会社を探して、「チャレンジドジャパン」の説明会に参加しました。そして、障がいのある人もない人も、みんなを大事にしている姿勢に共感したのがこの会社に興味を持ったきっかけです。後日見学に行ったのですが、対応くださった先輩方も本当に素敵で、ここの一員になりたいと思ったんです。入社してからは、後輩の私を優しく受け入れてくださって、この会社に入って本当によかったです。

02もともと、福祉に関心があったのですか?

私は、東日本大震災で被災した南三陸町の出身です。震災後、多くの方がボランティアとして来てくださって、地元の復旧と復興に力を貸してくださいました。その様子を見ていて、人の役に立つことがしたいと思いました。それが福祉への関心につながったんだと思います。

03どんなお仕事をされていますか?

就労支援サービスの利用者さんへ、仕事をするために必要なスキルの習得支援などを行っています。作業訓練では、パソコンのエクセルやワードなどのほか、プログラミング講座も開催します。プログラミング講座では、外部から講師の先生を呼び、職員も一緒に学んでいるんですよ。あとは、判子を押す練習、はさみやのりを上手に使う練習、封筒にラベルを張る訓練などの軽作業のフォローを行います。また、希望があれば面談を行ったり、就職先の企業見学に同行させていただくこともあります。

04仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

利用者さんが就職して「ここに就職してよかった」といわれると、とてもやりがいを感じます。マッチングがうまくいったときは、本当にうれしいです。

05お仕事で大変だと思うことは何ですか?

自分が思ったことがきちんと利用者さんに伝わらないことがあると、自分の寄り添い方に問題があったのかなぁと落ち込むことがあります。

06目標を教えてください

今はまだ先輩に頼り切りなので、きちんと独り立ちすることです。ロールモデルになる先輩がたくさんいるので、先輩たちのようになりたいと日々思っています。

07学生時代に役立った経験はありますか?

高齢者福祉、児童福祉、障害者福祉について勉強したことです。また、大学では手話のサークルに入っていたので、障害者の方だけでなくいろいろな人と関わった経験は、対人スキルとして役立っていると思います。

08就活生にメッセージを

コロナ禍の就活で、動きたいように動けないストレスもあると思います。でも、自分がやりたいと思うことをしっかり見つめていけば、きっと道は見つかると思います。がんばってください。

学生から先輩社員へ聞きました

仕事の中で悩むことはありますか?また、その時どう対処していますか?

特に一年目は、「就労支援」という仕事に自信が持てず悩んだこともありました。人を相手にする仕事なので、思い通りに上手くいかないことや、「何でだろう?」と悩むことももちろんあります。しかし、周りに頼れる先輩が沢山いるので、悩んだときには、まず先輩に相談しています。先輩に助けられながら、日々利用者さんとの寄り添い方を勉強しています。

インタビュアー 東北学院大学 佐藤舞花さん

成長したことはなんですか?

自信をもって仕事ができるようになりました。最初は、自分一人だけでは何もわからず、利用者の方を充分にサポートできているか不安でした。今では、多くの経験を通して、また、先輩方に支えてもらったおかげで、やっと自信を持ちながら仕事ができているなぁと感じるようになりました。後輩ができたら、先輩に自分がしてもらったことをしてあげたいと思っています。

インタビュアー 宮城大学 森田いづみさん

ある日のお仕事スケジュール

7:00

起床

まずは水を飲んで、1時間くらいかけてゆっくり朝の支度をします。

8:45

出社

地下鉄で通勤しています。会社についたら、パソコンを起動して、換気、給湯室の準備などを行います。

10:00

利用者さん来所

みなさんと体操をして体をほぐしたら、利用者さんは作業を始めます。私たち職員は、パソコン、軽作業のフォローを行います。

12:00

昼休み

利用者さんと一緒にお昼ご飯をいただきます。私はお弁当を持参しています。

13:00

午後の作業

作業訓練を行ったり、利用者さんと企業訪問を行うこともあります。

15:00

利用者さん帰宅

その日の利用者さんの記録を行います。また、卒業された方の就職先を訪問したり、外出することもあります。

18:00

終業

まっすぐ家に帰ることが多いです。

18:45

帰宅

すぐにお風呂に入って、夕食を作ります。学生時代から自炊をしているので、料理は好きです。夕食後はドラマを見たり、ゆっくり過ごします。

22:00

就寝

休みの日の過ごし方

コロナ前は友人と遊びに行ったり、ご飯を食べに行くことが多かったのですが、今は家にいることが多いです。お菓子作りが趣味なので、クッキーやマフィンを作っています。自信がついたら、いつか職場に持ってきたいです(笑)。

わが社の自慢ポイント

RATTA RATTARR(ラッタラッタル)というデザインブランドがあり、軽井沢にアトリエがあります。障がいのあるクリエイターが特性を活かしながら、専門の支援員でもあるアトリエリスタと共に、洋服やハンカチ 文具やクッションの パターンとなる原画を描き日々、美の発明と発見を 繰り返しています。エル・デコのデザインアワードやグッドデザイン賞の受賞、各地の百貨店やインテリアショップでの販売など世間の注目がとても高まっています。

経営陣へのインタビュー

すべての人が社会の一員として役割を果たせる社会に

株式会社チャレンジドジャパン
代表取締役
白石 圭太郎さん

 株式会社チャレンジドジャパンは、精神障害や発達障害、知的障害、身体障害のある方の就労移行支援をメインに、企業向けの障害者雇用コンサル、ウェブメディアの運営などを行っています。
2008年に仙台でこの会社を立ち上げた白石社長は「2005年に障害者自立支援法が施行されるまでは、障がいのある方の働く場所の選択肢が少なかったんですね。それが、就労移行支援が制度としてできるということで、社会的役割を見つけるためのお手伝いができるのではないかと起業したんです」と話します。
 大学卒業後、メガバンクに就職した白石社長。「全世界での転勤がありうる職業でしたが、地元に帰りたいという思いが強くなったんです。障がい者の方と関わるのは、大学時代のボランティアでほんの少しの経験があるだけでしたが、起業から12年経ち、着実に進んできているとは思います」。
2020年、チャレンジドジャパンでは、「ビジョン」を再定義しました。目指す社会像であるビジョンには「すべての人が役割を持ち、認め合える社会へ」と掲げました。白石社長は「障がいのあるなしにかかわらず、私たちすべての人が役割を持っています。この世の中に貢献できることがあるはずです。それぞれの役割が大事なのだと思える社会にしていくこと。そして私たちのこの思いに共感し、一緒に働いてくれる方を増やすのが私の役目だと思います」と笑顔をのぞかせました。
 ビジョンの実現に向け、チャレンジドジャパンはこれからも大きな社会的役割を担っていくことでしょう。

私たちも取材に同行しました

取材協力
東北学院大学
佐藤 舞花さん

取材協力
東北学院大学 佐藤 舞花さん

行場様のお話からは、「先輩」への尊敬や感謝の思いを強く感じました。「人」を支援する仕事だからこそ、一番身近である社員の皆さんが、互いに支えあっていることが伝わりました。社長の白石様が「相手を認める」ことを大切にしていると仰っていましたが、その想いが社員の皆さんにも深く根付いているのだと感じました。

取材協力
宮城大学
森田 いづみさん

取材協力
宮城大学 森田 いづみさん

チャレンジドジャパンさんのVOSIONは“すべての人々が役割を持ち、認め合える社会にすること”。現場では社員同士が互いを認め合いながら働いていて、VISIONが体現されていました。利用者の方々にもそのことが伝わってリスペクトの循環ができている、素敵な会社でした。

企業情報

所在地 (本社)宮城県仙台市青葉区本町2-3-10 仙台本町ビル2階
電話番号 022-748-6250
従業員数 170名
2021年度 新卒募集人数 10名
過去の採用実績 東北大学、岩手県立大学、東北福祉大学、東北学院大学、仙台白百合女子大学
公式ホームページ https://ch-j.co.jp/