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PERSON #51

三恵商事株式会社

ダスキンヘルスレント泉中央ステーション 福祉用具専門相談員

大浦 学 さん

SATORU OURA

東北文化学園大学卒業 2019年入社

2021年度取材

お客様が「安心して生活ができる」手助けを

祖母が認知症になったことで、福祉の仕事に関心を持つようになったという大浦さん。
自分が「絶対に譲れない条件」を大学のキャリアサポートセンターに伝え、紹介されたのが三恵商事でした。
希望通りの会社で、福祉用具専門相談員として活躍する大浦さんに、お仕事について伺いました。

01

この仕事を選んだ理由は?

高校時代に祖母が認知症になり、担当のケアマネージャーの方が祖母の家にいらっしゃいました。その時初めて介護サービスに触れ、こういう人の役に立てる仕事があるんだな、と思いました。大学は医療福祉学部に進みましたが、介護・医療関連のさまざまな実習を行う中で、福祉用具に興味を持ったことが大きいです。

02

現在、どんなお仕事をされていますか?

福祉用具専門相談員として、福祉用具レンタルの営業を行っています。用具に関する専門的な知識は入社してから学び、専門相談員に必要な福祉住環境コーディネーターの資格を取得しました。お客さまのところに伺って、身体の症状に合わせた用具の選定などを行い、高齢や障害のある方が暮らしやすくなるお手伝いをしています。

03

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

介護が必要な方でも、福祉用具の存在を知らない方が多いと感じています。環境が整わない中で、「自宅では生活ができないから施設に入所させます」というご家族も結構いらっしゃいます。ご自宅に伺った時に「ここに手すりがあれば、動きやすくなります」とお伝えすると、「そういう方法もあるんだね」と言われます。施設に入りたくないという方もいらっしゃるので、私たちが選定した用具を使って、安心して自宅で生活していただけていることがうれしいです。

04

仕事で大変なことは?

お客様の症状と住環境に合わせた内容を提案しますが、好みやこだわりが強い方もいらっしゃるので、ご要望にお答えしながらも安全に暮らしていただける用具をお勧めしています。内容を理解していただけているか、コミュニケーションがうまくとれているかと不安になることもありますが、説明の仕方を変えたり、できるだけ丁寧に話したりするように心がけています。

05

学生時代の経験で役立っていることは?

学生時代、保健福祉学科で病気やケガの内容や進行具合などは勉強していたので、用具を選定する時に知識として役立っています。アルバイトもいろいろと経験しましたが、インターネットカフェで働いていた時に、世代や考え方がそれぞれ異なるお客様に接して、快適に使っていただく方法を考えたり、クレームに対応したりすることでコミュニケーション能力も上がったのではないかと感じています。

06

就活で大変だったことは?

4年生で実習があるので、就職活動を本格的に始めたのは7月末でした。3年生の時には介護施設や社会福祉関連の仕事を探していましたが、実習で福祉用具のことを知って興味を持ったので、一からやり直すことになりました。大学のキャリアサポートセンターで担当の方に「福祉用具を扱う仕事がしたい」と相談して、会社を探していただいて、この会社を受けることになりました。

07

就活生にメッセージを

希望する業種や職種に近い会社を何社も受けて、さまざまな意見を聞いて、入社するのが一番だと思います。ただ、私の場合は大学で担当の方に「ここだけは譲れない」というところを伝えて探していただき、希望どおりの会社だったので、そのまま試験を受けて入社しました。自分が何をしたいかと譲れないところは明確にしておいた方がいいと思います。

ある日のお仕事スケジュール

  • 6:40

    起床

    朝に強い方なので、すっきりと起きられます。一人暮らしなので、朝食を準備したり、身支度を整えたり、行動する時間を決めて分刻みで動いています。

  • 7:40

    出発

    自宅から店まで3キロ弱、徒歩で出勤します。夏場は大変ですが、最近は少し太ってきたので(笑)、いい運動です。

  • 8:50

    始業

    事前にお客様に連絡して、レンタルする福祉用具をお持ちして説明したり、回収に伺ったりします。車で営業に出ますが、夕方まで店に戻らないことが多いです。

  • 12:00

    昼休み

    日によって開始時間は異なりますが、1時間休憩をとります。昼食はコンビニで買って済ませることが多いですが、担当が富谷市以北なので、周辺の食堂に行くこともあります。

  • 13:00

    午後の業務

    午前の続きを行って、夕方、店に戻ります。18時に閉店しますが、その後、事務処理を行います。

  • 19:00

    終業

    同僚と夕食を食べにいくこともありますが、基本的にはまっすぐ帰宅します。

  • 20:00

    帰宅

    お風呂に入って夕食をとった後は動画を見たり、ゲームをしたり、筋トレをして過ごしています。

  • 24:00

    就寝

  • 休みの日の過ごし方

    コロナ禍で外出しづらくなったので、昨年は実家で畑を耕して、ブロッコリーやジャガイモなどの野菜を作りました。年越しそばを自分で作って食べたいなあと思って、そばも栽培しました。1kgの実からから200gを粉にして、初めてそばを打ってみましたが、出来栄えは最悪でした(笑)。そば打ちはちゃんと練習してから、やった方がいいですね。今年もやってみようと思っています。

  • わが社の自慢ポイント

    業務内容の研修だけでなく、自己啓発の一環として、人間力を高めるセミナーを受けています。受講者がテーマに沿って話し合う中で、相手に本音を伝えられるかが重要になってきますが、本音をうまく出すのが難しいです。会社の同期だけでなく、異業種の方も参加しているので、刺激を受けています。

経営陣へのインタビュー

社員を大事に育成し、長く勤められる仕組みを

専務取締役
坂井 健二 さん

三恵商事株式会社は、株式会社ダスキンの中規模フランチャイジー事業と船舶・水産加工会社向けの資材・機材販売事業を営んでいます。もともとは塩釜港の近くで船具店を営んでいましたが、時代の潮流を読んでレンタル業へと大きく舵を切ったそう。
坂井専務は、「35年ほどレンタル事業を行っています。当社のダスキンレントオール事業は仙台国際ハーフマラソンをはじめ、復興マラソンなど北関東から千葉まで、かなり広範囲にマラソン大会を作ってきました。コロナ禍では、地域の皆様の安全を守るワクチン接種会場をはじめ、必要不可欠な式典などが安全に開催できるようにお手伝いさせていただいています。また、介護用品・衛生用品のレンタルや家事代行などのダスキン事業を行っていますが、どの部門も業績が伸びています」と話します。
社外で営業職として多忙な日々を送った経験から、「仕事も大事だけど、プライベートはもっと大事だと考えています」という坂井専務。「プライベートの充実が仕事を結び、従業員の満足度を高めます。社員の定着が会社の成長に繋がるので、社員ひとりひとりを大事に育成し、当社で長く勤められる仕組みをつくろうと考えました。仙台は地元の大学卒業後、県外に出ていく若者が多いといわれています。地方の優良企業を目指して、いろいろと整備し始めましたが、ようやく毎年、新卒採用でき、その一歩を踏み出せたと感じています。漠然としていますが、仙台にいい会社があると言われるようにしたいです」。
社員を大切にする坂井専務のリーダーシップのもと、三恵商事が今後どのような飛躍をみせるのか、楽しみです。

企業情報

所在地
宮城県仙台市若林区卸町東3-1-35
電話番号
022-781-7122(採用)
従業員数
95名
2022年度新卒募集人数
1~2名
過去の採用実績
東北学院大学、東北工業大学、東北福祉大学、東北文化学園大学、宮城学院女子大学
公式ホームページ
https://sankeishouji.jp

学生の私たちも取材に同行しました

01

社会人になってから成長したことは何ですか?

自分の意見をはっきり言えるようになったことです。学生時代であったり、まだ社会人になったばかりの時期には、自分の意見を伝えることに苦手意識がありました。ただ、働いていく中で、そういった苦手意識は無くなっていき、今ではたとえ目上の方の指示や意見であっても、自分が違うなと思った時には自分の意見を積極的に伝えるようにしています。

02

尊敬する先輩とその理由は?

ケアマネジャーの先輩を尊敬しています。高齢者の方がいるご家庭に営業に行く際に、営業感を出しすぎず、高齢者の方と楽しく世間話をしているところを見て、今までの営業のイメージが大きく変わりました。高齢者の方への営業ということで、まずは安心感を持ってもらうことが大切だと気付き、ケアマネジャーのそういったところを見習って営業に取り組んでいます。

Interviewer

東北大学田中 克憲 さん

坂井専務や大浦さんのお話を伺い、学生のうちに自分がやりたいことを考え、自分の軸を持っておくことが大切なのだと知りました。私はこれから就活が始まるにあたって、漠然とした不安があったのですが、自分の譲れない所を大切にして就活に臨みたいです。