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PERSON #47

株式会社関・空間設計

設計監理部

門脇 悠 さん

YU KADOWAKI

東北学院大学大学院卒業 2019年入社

2021年度取材

課題をクリアすることに、面白味を感じています

子どものころから手先が器用で、もの作りが大好きだったという門脇さん。
大学で学んだ建築設計の仕事をしようと就職先に選んだのは、仙台人ならだれもが知るランドマークを手掛けた「関・空間設計」でした。
入社3年目、日々勉強しながら仕事に邁進する門脇さんにお話を伺いました。

01

この会社を選んだのはなぜですか?

会社の理念に共感したからです。学生のころから建築設計業務に就きたいと考えており、就職活動中は地元仙台で建物の設計ができる会社を探していました。その中で、「関・空間設計」は土地の風土や歴史を大切にする「Spirit of Place」という設計理念を掲げており、ここでなら土地や人々と真摯に向き合うことができると考えました。また、私は教育施設の設計に関わりたいと思っていたので、学校建築を多く手掛けるこの会社ならばそれが叶うというのも大きな決め手でした。

02

どんなお仕事をされていますか?

建築設計の企画から設計、現場の監理までを一貫して行っています。現在は小学校の設計を担当しており、子どもたちが使いやすい学校になるよう日々図面を睨んでいます。また、それ以外にも改修や復旧・調査など、一つのプロジェクトのみではなく同時に複数のプロジェクトを担当しています。

03

仕事のやりがいはどんなところに感じますか?

多くの人の力や知恵を借りながら、課題をクリアしていく過程にやりがいを感じます。先輩方は、「建物が完成して、使っている人たちの声を聞くと頑張ってきてよかったと思う」と話していますが、私はまだ3年目でその経験がありません。今は、建物の工事を発注した施主の方の要望や現場の声、設計過程で生じる課題等に対して、チームで知恵を出し合ったり、様々な人の力を借りることで、一つ一つクリアしていくところに仕事の面白さを感じています。

04

仕事で大変だと思うことは何ですか?

責任重大な仕事だと痛感する日々です。莫大な予算や何十年も残る建物の設計で、一つの小さな間違いが大きな結果となって降りかかります。設計を進める上での様々な課題に対して、私の未熟さ故に設計の手が止まり、八方塞がりになってしまうこともあります。そういう時には先輩方の知恵を借りて、突破口を見つけたり、発想の転換をするようにしています。

05

目標を教えてください

一人前のプロフェッショナルになることです。適切で素早い決断や人々に寄り添う姿勢、誇りを持った設計ができる建築設計のプロに一日でも早く追いつきたいと思っています。そして夢は、自分の設計した建物が人々の記憶に残り続けることです。少し大胆な夢ですが、建築に関わる者として偉大な先人・巨匠の建築の末席に自分の設計した建物が加わることを夢見ています。

06

学生時代に役立った経験はありますか?

大学の指導教官が、建築学の教えと現場での学びのバランスを大切にしていた方で、さまざまな建築のフィールドを体験させてくれました。その経験が今、本当に役立っていると感じます。また、部活動として中学から大学まで弓道をしていたことで、対外的なコミュニケーション能力や集中力を培うことができたと思います。

07

就活生にメッセージを

やりたいと思ったことには何でも挑戦してみるといいのかな、と思います。また、「これだけはだれにも負けない」というものを確立していると就活でも役立つし、自分の方向性を決める起点にもなるので、とにかくできること、得意なところを伸ばしていくといいのではないでしょうか。

ある日のお仕事スケジュール

  • 7:00

    起床

    時間があれば朝ごはんを作ります。ただ、自炊に慣れていないので、遅刻しそうになることも…。

  • 8:00

    出勤

    バイクで通勤しています。

  • 9:00

    始業

    メールチェックをします。夜の間にレスポンスがあることもあるので、そのメールの対応や電話対応、さらに打ち合わせなどを行います。

  • 12:00

    昼食

    美味しいお店が多いので昼食休憩は日々の楽しみです。新規開拓も心が踊ります。

  • 13:00

    午後始業

    時間を取って、設計の検討、デザインの検討をチームで行います。先輩方の現場に連れていってもらうこともあります。

  • 19:00

    終業

    コロナ前は喫茶店めぐりをしたりしていましたが、今はまっすぐ家に帰ります。一度帰宅してから再び出かけて弓道の道場で汗を流したり、趣味のバイクで出かける日もあります。家にいるときは資格の勉強をしたりしています。

  • 24:00

    就寝

    眠れないときは本を読んでいることが多いです。

  • 休みの日の過ごし方

    バイクに乗ってぶらり旅をしています。近場の建築を見に行ったり、道中たまたま見つけた温泉で日帰り入浴を楽しんだりしています。最近ではキャンプもはじめました。バイクの限界まで荷物を積み、キャンプ場に遠征します。友達と賑やかに過ごすことも好きですが、一人の時間も好きです。

  • わが社の自慢ポイント

    私が入社を決める一つの理由でもあった研修制度が自慢ポイントです。自分で目標を設定し、企画書が認められれば、会社負担で国内外問わずに様々なところへ行くことができます。入社した2019年はまだ海外に行くことができたので、私はモンゴルに行かせていただきました。学生時代からずっと見たかった移動式住居のゲルにホームステイすることができ、とてもいい経験になりました。

経営陣へのインタビュー

Spirit of Placeの精神で、地域社会に求められることに対応

代表取締役社長
渡邉 宏 さん

「関・空間設計」は、AERや江陽グランドホテルなど、仙台のランドマークといえる建築を手がけた建築設計事務所。1996年に中央組織事務所から分社独立し、「Spirit of Place」を理念に掲げ、東北に拠点を置く建築設計事務所として地域の歴史、文化、人を大切にしてきました。
渡邉社長は「建築はひとりでできるものではなく、完成までに本当に多くの人と時間がかかるもの。山あり谷ありの現場も多々ある。この仕事は属人性が高く、プロジェクトによっても求められることが違うので、採用する人材の多様性、個性を重要視しています。学生時代には、知識を得るのはもちろんのこと、いろいろな人と会って、多様性の根拠となる経験値を獲得してほしいと思いますね。」と話します。
「東日本大震災の後、東北の復興に大きく寄与してきましたが、それがかえって、ハードワークを招いてしまったんですね。地域や顧客に対していい仕事をし続けるためには、働き方を見直す必要がありました。社員自らが議論し、改善を重ね、ボトムアップで提案されたものを実行に移して今日に至ります。」その取り組みが大きく評価され、仙台「四方よし」企業大賞で優秀賞に選出されたほか、みやぎ働き方改革実践企業の認証も受けています。
渡邉社長は「なかなか先の見通せない時勢ではありますが、Spirit of Placeの精神で、その時その時、地域社会に求められることに丁寧に対応していきたいと思います。」と柔和な笑顔をのぞかせます。
これまでもこれからも―。「関・空間設計」は、東北にその根をしっかりと下ろし、地域の人たちが集う場所を創り続けていくのです。

企業情報

所在地
宮城県仙台市青葉区本町二丁目1番8号第一広瀬ビル9階
電話番号
022-398-9161
従業員数
30名
2022年度新卒募集人数
若干名
公式ホームページ
http://www.sopnet.co.jp/