PERSON #43
株式会社平和住宅情報センター
賃貸仲介課
髙荒 あゆみ さん
AYUMI TAKAARA
東北学院大学卒業 2018年入社
2021年度取材

「あなたでよかった」。その一言が何よりうれしい
学生時代に経験したアルバイトをきっかけに、
接客業を志望した髙荒さん。就職先に選んだのは、
自身がはじめての一人暮らしを始める際に利用した不動産仲介の会社でした。自分の過去の経験も踏まえながらお客さまと真摯に向き合う髙荒さんに、
お仕事について話を伺いました。
この会社を選んだのは
なぜですか?
地元である福島に近く、東北でいろいろな経験ができる場所ということもあって、仙台での就職を希望していました。平和住宅情報センターは、私が学生時代に利用して実際に部屋探しをしてもらった会社で、そのときの印象がとてもよかったのを覚えていたからです。個人のお客さまのお部屋を探してご案内する…というイメージでしたが、実際には企業さまの案件などもあり、思った以上に仕事の幅が広かったですね。
どんなお仕事を
されていますか?
お客さまからのお問い合わせに対するメールや電話での返信、そこから一緒に物件を探して、ご来店いただいたら現地をご案内し、契約書の作成も行っています。ひとりのお客さまに対して、問い合わせから契約までを行っています。
仕事のやりがいはどんなところに感じますか?
担当したお客さまからほめていただくと、やりがいを感じます。お客さまから「あなたでよかった」とか「私の鍵の引き渡し日には、絶対に休みを取らないでね」とおっしゃっていただけたのはうれしかったですね。また、弊社は学びたい人へのバックアップがしっかりしていて、私も宅建(*)取得に向けてがんばっています。希望者は専門学校にも通わせてもらえるんですよ。
*「宅地建物取引士」の略称で、国家資格
仕事で大変だと思うことは何ですか?
いろいろなお客さまからのお問い合わせがありますので、おひとりおひとりに合った物件をいい条件で探すのはなかなか大変だと思うことがあります。

目標を教えてください
後輩たちが早く仕事ができるようにしっかりサポートすること、そしてチームで動いているので、チームの数字を上げられるようがんばりたいです。
学生時代に役立った経験はありますか?
アルバイトです。アパレルや飲食店で働いていて、そこで接客の楽しさを学びました。ですので、就活も接客業で幅広く探したんですよ。
就活生にメッセージを
私は不動産業界希望というわけではなく、対面接客ということでさまざまな業種をみていきました。実際に働いてみると楽しいこともたくさんあるので、どの業界にしようか絞り切れていない人は、幅広く探してみるのもいいのかな、と思います。


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7:00
起床
シャワーをあびて、
朝ごはんをしっかり食べます。 -
8:10
出勤
徒歩で通っています。
始業時間前よりも早く出社するのが好きです。 -
9:00
始業
メールチェックから始めます。
“反響”と呼ばれる、お問い合わせへの返信や申し込み済のお客さまへの対応を行います。 -
12:00
昼食
お弁当を購入して食べています。
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13:00
午後の業務
急な案件がないときには、外回りに出かけます。お客さまの申し込まれた物件を見に行ったり、物件の写真撮影や動画撮影も行っています。
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19:00
終業
家にまっすぐ帰ります。
家ではTVを見たり、ご飯を作って食べ、
お酒を飲んでのんびりしながら過ごします。 -
0:00
就寝
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休みの日の過ごし方
連休が取れれば温泉旅行に行くことが多いです。物作りが好きで、先日那須のガラス工房でコップを作りました。コロナが落ち着いたら、陶芸に挑戦したいと思っています!
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わが社の自慢ポイント


若い方が安心して活躍できる職場づくりをしています
代表取締役社長 奥山 俊一 さん
仙台市泉区に本社を構える株式会社平和住宅情報センターは、仙台市内を中心とした不動産物件の賃貸仲介、管理、売買を行っています。1976年の創業以来、数々の時代の荒波を乗り越え、現在では東北トップクラスの物件数を管理するに至っています。
奥山社長は「時代の流れとともに、住環境に求められるものは変わってきます。最近ですと、インフラとしてのインターネットを希望されるお客さまが多くなりました。コロナ禍ということもあって、学生の方はオンライン授業、社会人の方はテレワークをされる方もずいぶん増えましたから」と話します。
少子高齢化社会となっている現代の日本ではありますが、「仙台は東北大学を中心とした学生のまち。留学生も含め、まだまだ若い方の一人暮らし需要はありますし、企業の福利厚生のひとつとしての企業住宅の需要も大きい。今後は、高齢者向けの賃貸の需要にも対応していけば、まだまだビジネスとしてのポテンシャルは高いと思います」と、奥山社長は話します。
そして「弊社では仙台市の奨学金返還支援事業(*)に参加するなど、若い方が安心して働ける環境づくりを行っています。これからも、若い皆さんの力を借りながら、地域に根差したビジネスで地域の皆さまのお役に立てるよう尽力してまいります」。
若手社員の躍動感あふれる活躍で、これからも平和住宅情報センターは、地域に求められる“まちの不動産屋さん”として愛され続けていくことでしょう。
*仙台市と市内の協力中小企業・法人が半分ずつ、奨学金の返還を支援する制度

- 所在地
- 仙台市泉区旭丘堤二丁目21-4
- 電話番号
- 022-234-6011
- 従業員数
- 108名
- 2022年度
新卒募集人数 - 若干名
- 過去の採用実績
- 東北学院大学、早稲田大学、仙台白百合女子大学、山形大学、明治大学 他
- 公式
ホームページ - http://www.heiwajuutaku.com/


学生時代と社会人のギャップはありましたか?
学生時代と社会人では、生活スタイルの面で大きなギャップがあると思います。学生時代は、授業やアルバイトなどを、ある程度は自分の都合に合わせて調整することができます。しかし、社会人になると、当然のことではありますが、自分が会社のルールや業務に合わせていかなければなりません。社会人1年目では、正直なところ、毎日決まった時間に起きるといったことに慣れるのに、少し時間がかかりました。
仕事で困難にぶつかったときはどのように対処していますか?
できる限り一人で抱え込まず、所属部署の上司や年齢の近い先輩に相談して解決しています。また、同じ支店の方はもちろん、支店の垣根を超えて社員同士の仲が良く、悩みを共有したり相談したりできる環境が整っているため、自分一人で悩むことはあまりありません。同年代の社員が多いのもとても心強く、休日の息抜きも含めてみんなで助け合いながら仕事に向き合っています。

東北大学齋田 涼裕 さん

お話を伺っていて、一番印象に残ったのは時代との向き合い方です。コロナ禍により、オンライン内見などの要望も増えてきた一方で、やはり直接、お部屋を見たいという方も多いそうです。どのような仕事にしても、時代とともに変わっていく部分といつの時代でも変わらない”核”となる部分があるのではないかと思いました。


東北大学千葉楓子 さん

社員の方の、会社のことを理解し、向上心を持って真摯に仕事に向き合っている姿が印象的でした。学生時代に力を入れたアルバイトの経験が就活における選択に役立ったという話を聞き、何かに一生懸命になることや自分に向いていることを探すことの重要性を感じました。
